北斗の星にも似た夢の城跡　～　五稜郭跡

3.5
旅行時期：2019/06（約7年前）

函館クチコミ：51件

函館の観光地と言えば函館山からその麓の山の手・元町界隈の異人館や教会～、そして、ベイエリアの金森倉庫群の赤煉瓦館から函館朝市に至る駅前と、五稜郭公園内の「五稜郭跡」
の３大エリアには必ず団体観光客はバスにて乗り付けるようにスケジュールが組まれているようですね～。
一般観光客も当然ながらパンフレット片手に五稜郭跡には大勢来るようで、外国人もこれほど大勢だとはちょっと驚きましたね？…。

五稜郭跡は過去に何度も来ているのですが、何度来ても飽きないところなんです～、日本初の西洋式城郭でもありますが、ここで戊辰戦争最後の”箱館戦争”があった場所なのが重要なことなんですね～。
そして、この地で「蝦夷共和国」という諸外国が認めた政権が樹立した事実。総裁は日本初の入れ札（選挙）によって決められ、榎本武揚が総裁、松平太郎が副総裁になった。
また、海軍奉行や陸軍奉行に箱館奉行などの各要職も決められ政権としての体制は一応整えられ現在に通じるものに成っている。

歴史的な事はこのぐらいにして～、一般的な城として観るとどうしても殺風景なんですね？…、普通なら外堀に大きな石垣が組まれ、角には隅櫓が建ち、出入口には立派な大手門が建つ、そこから中濠・内堀へと向かい、本丸には天守閣が聳え立つといった城郭は絵に成る景観なんですが、五稜郭には一切そのような余分な物が存在しない～、その合理的なシンプルさが返って殺風景な景観を生んでしまうのかも知れませんね？…。

だから、やっぱり上から観る景観～、名の如く稜堡と呼ばれる五つの角がある星形の五角形に築かれた眺望が一番素晴らしいのかも知れません！。
悔しいですが…、展望料金が￥９００と高いですが…、五稜郭タワーから観るしか仕方がないのです。
せめてもう少し展望料金が安く成らないのでしょうか？…、￥５００ぐらいなら気分的に許せる範囲なんですが…。
それとも、市の方で１０ｍ程度の展望台か櫓を造ってくれないでしょうか？～、駄目ですかね…。