高原沼から、高根ヶ原東麓の屏風のような見事な崖を見上げる
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- 旅行時期:2019/09(約6年前)
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by しそまきりんごさん(男性)
東川・上川 クチコミ:47件
高原沼周遊コースから高根ヶ原東麓に続く見事な崖を見上げることができます。
特に、高原沼周遊コースの上部付近の大学沼、高原沼、空沼(カラヌマ)まで来ると、視界を遮る高い木々が少なくなり、崖が間近に迫る迫力のある光景を目にすることができます。
高根ヶ原は、白雲岳から忠別岳、五色岳まで続く平坦で穏やかな広い高原で、快適な大雪山縦走を楽しめますが、麓からは一転、険しい崖が屏風のように連なる荒々しい姿を見せます。
実はこの崖、高原沼から高根ヶ原に上がる三笠新道という登山路があるのですが、この崖は熊の出没が多く、一年のほとんどの期間、通行止めとなっています。
ヒグマ情報センターのガイドさんによると、この辺りはよい草が生えるクマのエサ場だそうで、クマにとっては生活の場として常駐の場所なのだそうです。
ある意味、クマの巣と言うべき場所で、8月などは毎日のように熊の目撃情報がセンターのカレンダーに挙がっていました。
三笠新道は、高原沼温泉という車で訪れることができる麓の宿泊施設から、直接、大雪の最奥部、忠別岳や五色岳、やがては化雲岳やトムラウシへと藪漕ぎ無しで直接アクセスできる便利なルートだけに、とても残念です。
(※天人峡―化雲岳のルートは、第一公園を越えてから、背丈を超える足元の見えないクマザサの藪漕ぎに長時間襲われ、足元は石ゴロゴロで水ビシャビシャの泥まみれとなって登山靴が浸水し、傾斜もあり、おまけに笹が朝露で濡れていようものなら、足元のみならず上半身まで全身ずぶ濡れで体が冷えて精神をすり減らす忍耐力の要るルートです(これで藪にマダニがいたら最悪ですね(>_<))
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 1.0
- 景観:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
- 1.0
クチコミ投稿日:2019/09/22
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