落ち着ける「大徳寺」ですよ

4.0
旅行時期：2019/06（約7年前）

by 愛さんさん（女性）

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ＪＲ京都駅から約10㌔ほどの北区紫野のにある「大徳寺」があります。旧大宮通沿いの総門か、北大路通沿いの南門からくぐります。1325年創建、宗峰妙超により開基された臨済宗大徳寺派・大本山で山号は龍宝山といいます。総門をくぐる際には拝観料はいりませんが境内には塔頭（たっちゅう）が20個余りありありますが、ほとんどが非公開となっていて通常拝観できるところも限られています。また特別拝観もありますが、人気があり混雑しています。戦国時代の茶人として有名な千利休ゆかりの地として知られています。大徳寺で見逃せないのが三門です。豊臣秀吉と利休の亀裂が生じ、利休に切腹を伝えられています。美しい三門に隠された悲しい出来事を思い浮かべて眺めてみました。私語厳禁で思いに馳せてみるのもいいですね。また重要文化財に指定されている勅使門、山門、仏殿、法堂の素晴らしさに加え方丈や唐門などが国宝に指定されています。特別拝観の時には、ぜひ法堂の天井には狩野探幽によって描かれた雲龍図があるそうなので、鳴き龍の声を聞いてみたいものですね。