名古屋圏から日帰り奥三河の旅にお勧めな、新幹線新城・本長篠往復きっぷ

4.5
旅行時期：2019/01（約7年前）

丸の内・大手町・八重洲クチコミ：27件

私のような貧民の方にとっては、なかなか新幹線という高貴な乗り物にはお財布的に乗車できないことが多いかと思いますが、もし名古屋を拠点に日帰り旅行をするタイミングなどがある際に、お勧めしたいのが、新幹線新城・本長篠往復きっぷです。

日帰り旅程であること、途中下車ができない（前途無効）こと、等、制約は多いですが、名古屋＝豊橋間に往復で2回新幹線に乗れる上に、名古屋市内発着というルールなので、名古屋駅から名古屋市内各駅までの移動もオプションで付いてきます。それでいて料金は2420円（休日用の場合）と、ほぼ青春18きっぷ一回分のお値段で楽しめるのです。

また、行き先側の駅としては、同じ料金設定の切符としては、三河一宮～本長篠の各駅の何れかをチョイスできます（当然、本長篠までの利用が一番お得）し、100円安い設定で、豊橋～豊川（または東海道線の二川）の各駅まで利用できる、新幹線豊橋往復きっぷもあります。両方向で発売されるルールなので、当然、飯田線沿線や二川駅から名古屋市内までの新幹線名古屋往復きっぷもありますが、飯田線沿線の無人駅では購入できないので、注意が必要です。

因みに、新幹線に乗らない場合の同様のルールで、新城・本長篠往復きっぷ、豊橋往復きっぷ、名古屋往復きっぷ、というのも発売されていて、これを購入後に、片道単位で購入できる「往復・カルテットきっぷ専用新幹線変更券」というのが販売されていて、これを別購入することで、この切符を購入後でも新幹線利用が可能ですので、前もって新幹線を利用するか否かを決めかねている場合は、こちらの新幹線が含まれないタイプの往復切符を購入後、必要に応じて変更券を購入されると良いです。（最初にまとめて買っても、片道単位で二回追加購入しても、料金的には全くの同額ですので…。）

あと、注意点としては、この切符は平日用と土曜・休日用があって、両者は新幹線タイプで560円、非新幹線タイプで320円の料金差がありますので、日程に都合がつくのであれば、出来るだけ土曜・休日に利用されることをお勧め致します。（上述の新幹線オプション券に関しても、平日用の方（510円）が、休日用（390円）より高くなっています。）