ド・ロ壁の小さな教会
- 4.0
- 旅行時期:2018/11(約7年前)
-
-
by noelさん(女性)
長崎市 クチコミ:11件
2018年11月末、車で向かいました。202号線から少し入った所にあります。
外海(そとめ)の海が見えます。
この教会堂は1893年(明治26年)フランス人の宣教師として来日し、布教活動を行ったマルコ・ド・ロ神父が建てたものです。
大野地区の26戸の信徒のために建てました。
この地区の大野岳で採れる玄武岩を使ってます。
ド・ロ神父が考案したので「ド・ロ壁」と言われてます。
石と木が調和して温かみのある建物です。
そして教会堂の内部もいたってシンプル。
祭壇も小さく、ベンチと小さなオルガンがあるだけです。
それでもとても心惹かれるものがあります。
純白のマリア像が、訪れる人を優しく迎えてくれます。
あまりにも美しいお姿です。
潜伏キリシタンの方々の中では聖母マリアが受け入れやすかったようです。
それがこのマリア像に表されているように思いました。
小さいですが、心打たれる教会でした。
それからこの教会は元々2008年に国の重要文化財に指定されていましたが、2018年6月30日にユネスコの世界文化遺産に指定されました。
ラッキーにも世界遺産に指定された後に訪れることができました。
中に入りたい方は、事前連絡が必要ですので、ご注意ください。
- 施設の満足度
-
4.0
- 利用した際の同行者:
- 家族旅行
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- バリアフリー:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2018/12/30
いいね!:47票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する