2018年6月現在、河口に防災用水門を建設中

4.0
旅行時期：2018/06（約8年前）

by SUR SHANGHAIさん（女性）

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閉伊川（へいがわ）は、宮古市内陸部の区界（くざかい）にある兜明神岳（かぶとみょうじんだけ）近くに流れを発し、宮古湾に注ぐ全長88㎞程の川。
盛岡⇔宮古間を結ぶJR山田線や106急行バスに乗ると、線路や国道106号線に沿ってきれいな渓流を見せてくれるのが閉伊川。
アユやイワナ、ヤマメなど川魚の宝庫になっていて、シーズンには川釣りの人たちもやって来るのだそう。

私が通りかかった6月には、周囲の山々の緑を映した爽やかな景色が楽しめました。
秋の紅葉の時期には、赤や黄に染まる渓流がきれいなのだと思います。
上記の列車やバスで通りかかると過ぎ去る景色しか楽しめませんが、車で通りかかる方は川沿いの駐車可能な場所を見つけて休憩がてら一息付いてみては？

閉伊川河口がある宮古湾は太平洋に続いているため、2011年の東日本大震災の津波の際には大逆流し、宮古市街地にも大きな被害が出ました。
その後、この河口部には防災用の水門が造られることになったようで、2018年6月には津波防御高10.4メートル、全幅154メートルの水門設置工事が着々と進行中でした。
この水門が完成すれば、河口周りの風景も一変しそうです。