アザラシは見辛くなっている感があります

4.0
旅行時期：2018/03（約8年前）

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日本最北の無人駅として知られる抜海駅から徒歩で約40分、抜海集落奥にある抜海港の突端付近に、以前はプレハブ小屋みたいなので設置されていたのですが、2015年頃に、大規模な港湾工事が行われて以降は、どうやら観察小屋としての機能は失われてしまったようで、現地を訪れてみても、建物らしき遺構は全く残されていませんでした。

地元の方の話では、アザラシ自体は今でも来ることがあるそうですが、港湾に沢山のテトラポットが配置されたりして、以前よりはアザラシさん的にも居心地が悪くなってしまったようで、見られる頻度は少なくなったようです。昔から、地元では漁網被害などもあって、あまり好まれていない”お客さん”だっただけに、あまり、アザラシのことを尋ねても良い顔をされない雰囲気で、恐らくは、港湾工事を機に、さりげなく観察所も消えていったのかな、と思います。ただ、抜海に続く道道脇には、今もアザラシ観察所の案内板が設置されたままで、そこには”休止中”のプレートが入っている状況でしたので、完全な廃止、という訳でもなさそうな雰囲気でしたので、今後の展開には要注目だといえるでしょう。