絶景の展望！

4.0
旅行時期：2018/03（約8年前）

広尾・大樹クチコミ：50件

畑作地や木々の生えた丘の広がる十勝平野に、遠くには日高の山並みが北の方から屏風のようにえんえんと続く大パノラマが見られる展望台です。
遠くには太平洋が輝く様子も見られました。

冬は雪景色です。
太平洋側なので、“十勝晴れ”の下、青と白の織り成す美しい光景が見られます。

登山道は、国道236号線と分岐した道道15号線が、生花・晩成方面へ行く元忠類線の道路と分岐して3、400ｍ程度進んだところにあります。
「丸山展望台入口」の看板が出ています。
車も通れる幅の道が丸山の谷筋を進んでいきます。

しかし、冬期は除雪されていません。
勿論、車では行けません。
3月半ばでは、積もった雪が固くなっていて、晴れていれば、朝や午前中ならスノーブーツで十分行けます（訪れた時はほとんど沈まなかったので、スニーカーで行けてしまいました）。
昼から夕方にかけては、雪が柔らかくなって沈むので、スノーシューがあるとよいです。
なお、登山道入り口まで車で来た場合は、少し道が膨らんだスペースを見つけて路駐するしかありません。

頂上までは、行き・帰りともに30分ほどかかりました。
光の春を感じられる陽光の下、鳥たちのさえずりをBGMにして気分よく登っていきます。
頂上ではテレビ局の電波塔、丸山神社の石碑（神社は元忠類線で少し南に行ったところに移転した）、そして25段の階段のある屋根付きの展望台があります。
一応、簡易トイレ？みたいなものも見かけましたが、あまりアテにしないでください。

展望台からは前述の絶景です。
夕方にも訪れましたが、残念ながら日の入りには間に合いませんでした。
札幌の日没時刻よりも少なくとも30分以上前に訪れていると、日高山脈に沈むきれいな夕日が見えたと思います。

足跡からして、冬はほかに訪れている人もいないようで、雪景色の見事な絶景を独り占めできました。