八大童子が立ち並んでいた 国宝「不動堂」
- 3.5
- 旅行時期:2015/10(約9年前)
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by Ake Bingaさん(女性)
高野山周辺 クチコミ:59件
壇上伽藍の東側、蛇腹路を歩いて行くと「愛染堂」の向かい側、左手に見える桧皮葺の屋根の建物が「不動堂」です。
もとは「一心院」の本堂であったものが後に伽藍へ移築されたそうで、現在の建物は14世紀前半に再建されたものです。
このお堂の中にはご本尊の不動明王とともに、眷属として運慶作の国宝「八大童子」が安置されていました。
現在は霊宝館に移され、常設展示ではない為なかなか拝観するチャンスはありませんが、他の美術館や博物館で特別展としてお出ましになることがあるので、そういう機会に何度かお目にかかったことはあります。
ひとりひとり個性の異なる童子達は意思の強い叡智をみせた凛々しい少年のお姿で、あの「八大童子」が何百年も祀られていたお堂かと思うと感慨深いものがあります。
「不動堂」は、壇上伽藍の中では現存最古のお堂で国宝です。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
クチコミ投稿日:2017/11/23
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