「大塔」と対をなす「西塔」
- 4.0
- 旅行時期:2015/10(約9年前)
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by Ake Bingaさん(女性)
高野山周辺 クチコミ:59件
壇上伽藍の西北の隅に建つ大きな多宝塔が「西塔」です。
弘法大師のしたためられた「御図記」に基づいて建立され、「大塔」と対になるものとして構想されたそうです。
ご本尊は、金剛界大日如来と胎蔵界四仏の五仏が安置されているそうですが、拝観出来ないので「大塔」の内部と比較できないのが残念です。
それでも、数々のお堂を巡り「西塔」まで辿り着くと壮大な立体曼荼羅世界を壇上伽藍で体現していることはわかります。
現在の建物は5代目で、1834年に再建され高さが27メートルあり、高野山最大の木造多宝塔です。
(大塔は高さ50メートルほどありますが、鉄骨鉄筋コンクリート造)
朱色の鮮やかな「大塔」からそう遠くはないので、渋い木造の「西塔」にも足を運んでみる価値はあると思います。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
クチコミ投稿日:2017/11/23
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