1. ホーム
  2. 国内旅行
  3. 近畿地方
  4. 兵庫県
  5. 宝塚
  6. 宝塚 観光
  7. 中山寺
  8. クチコミ詳細
宝塚×
旅行ガイド
観光
グルメ
ショッピング
交通
ホテル
旅行記
Q&A

中山寺

寺・神社・教会

中山寺 施設情報・クチコミに戻る

西国三十三観音 第二十四番札所

  • 5.0
  • 旅行時期:2017/09(約8年前)
azuraさん

by azuraさん(非公開)

宝塚 クチコミ:5件

聖徳太子の創建と伝わる
安産・子育祈願で有名な中山寺です。
昔から女性に所縁ある観音さまで
この日も妊婦さんや家族連れの方が多く
お参りに来られていました。

鳳凰などが美しく描かれた、本堂には
西国霊場の十一面観世音菩薩が安置されて
います。秘仏であるその像はインドの王妃
勝鬘夫人の姿を刻んだと伝わるそうです。
ご本尊は、毎月18日には御開帳される
そうですので、機会があればその
エキゾチックであろうお顔を拝見したいと
思っています。

中山寺が源氏の祈願所となった平安時代の
エピソードに源行綱夫妻のお話があります。

武勇に優れ、信心深かった行綱は中山寺へ
よく詣でていたそうです。
その妻は、嫉妬深く思いやりのない人で
行綱は何とかして妻の心を改めさせようと
度々中山寺詣でに誘ったそうですが
いつも断られてばかりだったそうです。

ある春の日、桜見に中山寺へ誘ったところ
妻も一緒に行くことになりました。
聞きしに勝る桜の美しさを堪能し
妻も観音様に手を合わせた時、突然の突風
が吹いて、妻の長い黒髪が逆立ち
鐘にぶら下がっている麻紐ともつれ合って
妻の体は宙に釣り上げられそうになった
そうです。

この様子をみていた行綱は、不信心な妻に
対する観音さまの戒めに違いないと思い
阿闍梨に助けを求めました。
阿闍梨の祈祷により、絡み合っていた紐と
黒髪がしだいに解けたそうです。

妻も、自分の不信心とこれまでの行いを
悔改め、それからは夫行綱と共にお参りに
通ったそうです。
今でもこの時の麻紐は中山寺に保存され
夫婦円満、安産のお守りとされている
そうです。

施設の満足度

5.0

利用した際の同行者:
社員・団体旅行
アクセス:
3.0
人混みの少なさ:
2.0
バリアフリー:
2.0
見ごたえ:
5.0

クチコミ投稿日:2017/09/16

いいね!:2

利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する

PAGE TOP