意外と見応えのある「伏見桃山城」模擬天守

3.5
旅行時期：2016/10（約9年前）

by 実結樹さん（女性）

伏見クチコミ：11件

本来の伏見城天守は現在の明治天皇陵の辺りに在ったらしく、この天守閣は昭和３９年にテーマパークのシンボルとして洛中洛外図を参考にして造られたものです。
五重6階の大天守と三重4階の小天守から成り、コンクリートで造られたものとは思えない雄姿を誇っています。

駐車場は遊園地の跡地らしく広々としており30分100円。
耐震の関係で現在はお城の内部の観覧はNGなのでお城の姿だけを見るなら30分もあれば十分。入場料は無料です。

江戸城というとその代表的景観としていつもTVに出て来る伏見櫓はこんな遠くから移築されて行き、現在も私達が目にすることが出来ます。
伏見城の戦いで命を落とした鳥居元忠の壮絶な死を今に伝える養源院や宝泉院の血天井にも想いを馳せながら緩い坂道を歩きました。
徒歩圏内に明治天皇陵、桓武天皇陵、御香宮神社などが点在している一画にあります。
神社仏閣巡りばかりでは食傷気味の方、気分転換には良いのではないでしょうか。
京都に来た外国人などにもウケは良いかもしれません。