不昧公縁の庭園
- 4.0
- 旅行時期:2016/08(約9年前)
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by masa8982さん(男性)
奥出雲 クチコミ:16件
奥出雲にある可部屋集成館裏にある庭園です。櫻井家住宅の奥にあります。櫻井家の住宅と可部屋集成館とは敷地が繋がっているので、歩いて行けます。可部屋集成館への行き方については、そちらの投稿をご覧下さい。
こちらの庭園は松平不昧公が御成りの際に作られたものだそうです。藩主が来るというだけで庭園を造る、という考えも凄いですが、山を開いて庭園と滝を作ってしまった財力にも驚かされます。実際、不昧公はこちらの庭園を大変気に入ったらしく、滝に岩浪、山に寿宝山と名付けたそうです。実際に自分の目で見ると結構な迫力の滝で、このようなものが個人の邸宅に設えられていること自体が凄いです。なお、『掬掃亭』という茶室も設えられていますが、こちらは不昧公とは無関係のようで、明治になってから画家の田能村直入が設計したもののようです。
それほど広い庭園ではありませんが、池に滝に茶室と、目を惹くものは全て揃っています。箱庭的な可愛らしさも感じますし、是非一度見て欲しい庭園です。なお、隣接する住宅も素晴らしく、鉄師頭取を勤めた名家に相応しい威容を備えています。江戸中期に作られたものなので、歴史の重みも感じます。併せて見学することをお勧めします。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 2.5
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2016/10/10
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