≪山の日には山へ行こう♪≫7月・8月は天空のお花畑が満開&利尻岳の登山情報
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- 旅行時期:2016/07(約9年前)
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by ウェンディさん(女性)
利尻島 クチコミ:20件
北海道の夏は短い。
そして、利尻の夏はもっと短い。
でも、短いが故に、夏がやってくると野の花たちが一斉に花を咲かせ、最北の浮島を花の島へと変える。
利尻島で高山植物の花が咲き始めるのは5月下旬から。
最盛期を迎える時期は標高によっても異なるが、低標高の地域は6月。
利尻岳の中腹~山頂エリアであれば7月~8月だろう。
私が利尻岳へと登ったのは7/11。
6合目を過ぎたあたりから花の数が増え始め、山頂付近になると、もう花畑状態。
エゾカンゾウの様な大柄な花からエゾノツガザクラみたいな小指の先の更に1/4のサイズにも満たない様な可愛らしい花まで沢山の花が咲いていた。
その中でもお花畑を作っていたのは、エゾハクサンイチゲの白い花。
そして、ボタンキンバイの鮮やかな黄色のお花畑も出来上がりかけていた。
ボタンキンバイは、これからさらに花の数が増え、8月上旬には麓から見上げても利尻山の山肌が黄色く見えるほどのお花畑が出来るそうだ。
利尻山のお花畑はとっても綺麗だったので、皆さんに利尻山登山を♪とお勧めしたいが、そういう訳にもいかない。
利尻山の登山はその難易度は高くはないが、1日でピストン往復をする登山なので山に慣れた方でも8時間がかかり、若干年齢の高い母を連れた私は往復に13時間を費やした。
時間をかけて無理をせずに登れば、比較的登りやすい山だとは思う。
ということで、利尻山の登山に関する情報を少しだけ・・・
★お勧めの登山コース:鴛泊コース
★お勧めの歩き出し時間:13時間かかりそうな場合には朝の4時半前後。
★必要な持物
・防寒着(フリース)と防水性のある雨具
・携帯トイレ3個(トイレはないので、尿や便は自分で麓まで持ち帰る)
・行動食(朝食+昼食+エネルギー補給の出来るもの)
・軍手
・帽子
・水分を2L以上(イオン飲料やアミノ酸飲料がお勧め)
・トレッキングポールのゴムキャップ(利尻島ルールで必ず装着)
利尻山は、途中に避難小屋以外のシェルターはないので天候が良くない時は潔く諦める、体調が思わしくなければ勇気ある撤退も止む無しの山。
天候・体調と相談しながら、登りましょう♪
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 家族旅行
- アクセス:
- 3.0
- 往復8時間は最低でも必要。我が家は13時間!
- 景観:
- 5.0
- プライスレスな風景
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 登山者は1日50名〜100名程度。思ったよりも少ない
クチコミ投稿日:2016/08/03
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