神仏習合のツーショット
- 4.0
- 旅行時期:2016/05(約10年前)
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by アジア好きの晴れおじさんさん(男性)
川西・高畠 クチコミ:5件
三重の塔がシンボルの歴史ある神社。
土曜日とあって、次々と参拝者の車が駐車場に入って来ていました。
車を降りたすぐ近くに三重の塔があり、少し歩いて鳥居を潜ることになります。
鈍い私は、この組み合わせに違和感を覚えませんでしたが、境内の案内板を読んで、三重の塔は本来寺院にあるもので神社には馴染まないことに気づきました。
明治の廃仏毀釈でそれまで境内にあった寺が廃止され三重の塔だけが残ったとのこと。
元々、日本人は八百万の神を崇拝する宗教観を持っていたために、古くは仏様もその一部として受け入れ、神社境内に寺を建てさせたということでしょう。
三重の塔が壊されなかったのは幸いですが、廃仏毀釈はタリバンの遺跡破壊のような危険な行為だったんだと、今更ながらに思いました。
参拝後に撮影した鳥居と三重の塔が並ぶ写真は、神仏習合のツーショットと言えそうです。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.5
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
- 3.5
- 見ごたえ:
- 4.5
クチコミ投稿日:2016/05/28
いいね!:4票
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