御香宮境内に

3.5
旅行時期：2015/10（約10年前）

by tabi47さん（女性）

伏見クチコミ：47件

伏見の御香宮の境内に桃山天満宮があります。天満宮なので「菅原道真」をお祀りしています。

その昔、御香宮の東側に蔵光庵というお寺があり、僧の夢枕に道真公が立たれました。数年後に同門の僧から贈られた道真公の画像は、夢で見たお姿と同じで、僧は自分の学問を守ってくださる神として、天満天神を寺の中にお祀りしたのが起源であるそうです。

その後、蔵光庵は他の地に遷され、天満宮は隣接した加賀前田家邸内に祀られました。その後、衰退、荒廃するも、観音寺の僧が、宮大工の強力を得て、20年の歳月をかけ、御香宮の西方に、天保12年（1841年）に完成したのが、現在の社殿のようです。

御香宮の境内へは昭和44年（1969年）に遷されたそうです。