サンクガーデンゾーンの水路が延びる先にある、大正期建築の札幌市資料館
- 4.5
- 旅行時期:2015/05(約11年前)
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by sio爺さん(男性)
札幌 クチコミ:47件
札幌市資料館は札幌大通公園の西の端、西13丁目に位置している。正面玄関の上部には目隠しをしたギリシャ神話の法の女神像、左右には天秤と剣のレリーフが配されている。ギャラリーが6室あり、市民ギャラリーとして絵画、写真、工芸作品などが展示され、おおば比呂司記念室があって自身の作品や愛用の品々を展示していた。螺旋のような階段の壁面にはステンドグラスがあった。大通り公園のサンクガーデンゾーンから札幌市資料館に向かってカナール(水路)が延びる様子は、どこかの国のお城のようでもある(通水は6月から)。大正11年(1926)に札幌控訴院として建てられ、昭和48年、裁判所の移転に伴い札幌市資料館として開館した。開館当初は札幌オリンピック関係や札幌の文学関係資料を展示していたが、平成18年に控訴院時代の法廷を復元した「刑事法廷展示室」を設置した。様々な資料や作品を展示し、外観も大正期の貴重な建造物である札幌市資料館は入館無料でもあるので、北海道庁赤レンガ庁舎とともに、北海道を訪れる方には是非見て頂きたい施設である。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.5
- コストパフォーマンス:
- 4.5
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 展示内容:
- 4.0
クチコミ投稿日:2015/05/23
いいね!:16票
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