雪の針葉樹林
- 3.0
- 旅行時期:2015/03(約9年前)
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by しそまきりんごさん(男性)
旭川 クチコミ:223件
雪の針葉樹林をさまよいます。
三浦綾子の小説「氷点」の舞台となった地ですが、旅人は幸いにも陽子のように思い悩むこともなく、白銀のロマンチックな世界をさまよい続けます。
美瑛川の土手に登ると、長く続く土手の遠方は雪で白くかすみ、見方によっては憂鬱な光景ですが、心象風景がまるで違います。
周囲にはクリスマスツリーのような木々に雪が積り、白と黒の清廉な世界を日頃のストレス解消にちょうどよいウォーキングを楽しむことができました。
見本林は、冬は雪に覆われていますが、一部にスノーシューで周回した跡があり、それなりの靴だったので、部分的にコースを回ることができました。
3月も半ばにさしかかる頃。見本林入口の三浦綾子記念文学館の学芸員さんのお話しによれば、2014-2015年の冬は雪が例年の3分の1程度しか無いとのことでした。
なお、普通の靴でも、少なくとも入り口付近は鑑賞できると思います。なにせ、入口までは旭川の住宅地。更に三浦綾子記念文学館があり、駐車場も整備されているのですから。
見本林は車の往来もある旭川市街地に隣接しているので、それほど寂しい気分にならないというのもあるかもしれません。美瑛や白金、上川の針葉樹林とは違います。
そのため、散歩にはちょうどよいです。木に巣箱がかかっており、訪れた時は残念ながらリスなどはいませんでしたが、給餌台に鳥がとまってエサをついばんでいました。
アクセスは旭川駅の東口を出て、氷点橋を渡り、ひたすらまっすぐ行ったところです。旭川駅から1kmちょっとの距離です。
バスを利用してもよいですが、入口には無料の駐車場もあります。三浦綾子記念文学館と合わせて訪れてみてください。
- 施設の満足度
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3.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
- 2.5
- 見ごたえ:
- 3.0
クチコミ投稿日:2015/03/16
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