森の中の美しい寺院
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- 旅行時期:2015/01(約11年前)
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by amaroさん(男性)
下鴨・宝ヶ池・平安神宮 クチコミ:30件
京都の哲学の道から結構、急な坂道を上がったところにある法然院。鬱蒼と茂った森の中にあり、苔むした庭は緑がとても美しいお寺です。法然というからには、当然、浄土宗とも関係が深いようですが、現在は独立したとのこと。ところで、この寺に悲しい歴史があります。寺がある鹿ケ谷の草庵で、法然と弟子の安楽、住蓮が布教していたのですが、後鳥羽上皇の女房だった松虫、鈴虫という2人の女性が、安楽らを慕って出家。それに激怒した後鳥羽上皇が安楽らを処刑。さらに年明けて、法然も讃岐へと流罪になります。浄土宗で「承元の法難」と呼ばれる事件です。江戸時代に入り、知恩院の第三十八代和尚が法然ゆかりの地に念仏道場を造ったのが、この寺の始まりだといいます。
- 施設の満足度
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3.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
クチコミ投稿日:2015/01/27
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