浄土宗の初の寺院とか
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- 旅行時期:2015/01(約11年前)
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by amaroさん(男性)
下鴨・宝ヶ池・平安神宮 クチコミ:30件
浄土宗の中心といえば知恩院とばかり思ってました。でも、知恩院の北の方にある金戒光明寺を訪れてみて驚きました。本堂である御影堂をはじめ、とにかくばかでかいのです。京都では「くろだにさん」と呼ぶらしいのですが、周囲には18もの塔頭寺院が建ち並び、1605年に豊臣秀頼が再建した阿弥陀堂、応仁の乱で焼失後の1860年になって再建された山門など、みどころいっぱいです。浄土宗を開いた法然が草庵をむすんだ場所で、それが浄土宗初の寺院になったとか。興味深いのは幕末、京都守護職になった会津藩が1862年、この場所に本陣を構えたこと。歴史の本を読むと、会津藩がいたのは「黒谷」という言葉が出てきますが、こちらのことだったんですね。京都御所からは結構、距離がありそうにも思えますけどね。会津藩預かりだった新選組も出入りしていたそうです。その関係で墓所には「會津藩殉難者墓地」も置かれています。秋の紅葉時期には特別拝観として山門の特別公開やライトアップも行われているようです。
- 施設の満足度
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3.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
クチコミ投稿日:2015/01/27
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