透明度が高く、「積丹ブルー」と呼ばれる特有の青い海が美しい神威岬
- 4.0
- 旅行時期:2014/11(約10年前)
-
by 孝遊子さん(男性)
積丹半島 クチコミ:7件
日本海に30?ほど突き出した積丹半島の先端が神威岬である。
国道229号から取り付け道路(通行できるのは8時〜16時半)を5分ほど走ると広い駐車場があり、そこから「チャレンカの小経」と名付けられた800m足らずの遊歩道を2、30分で岬の先端である。
歩き始めて間もなく「女人禁制の門」があり、かつて、この辺りは海の難所で、特に女人が乗っている船が良く難破したので、女人禁制とされていた。現在は、強風時の立ち入り禁止用に使われている。
遊歩道は、恐竜の背中の上を歩いている感があり、絶景を眺めながらの散策は2、30分も要したとは感じられない。
岬の先端部には神威岬灯台があり、海中には、大海原に船出した義経の後を追ったピリカメノコが岩に化身したと言う伝説のある神威岩が立っている。外にも、大小の岩礁が連なっていて、積丹半島がそのまま海に沈みこんでいったと思える光景である。
また、ここから見る水平線は丸みを帯びていて、地球が丸いことが実感できる。
ただ、取り付け道路のゲートの開閉も、この門の開閉も多分にお役所仕事で、明確な基準は無いようである。ゲートが16時30分に閉鎖されるのでは、折角の落陽・夕焼けは見られない。
人の為すことは不満・不備だらけであるが、自然の為すことは真に素晴らしく、特に積丹ブルーと呼ばれる海の色は特有の魅惑的な青色を呈している。
- 施設の満足度
-
4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.0
- 自家用車で行くには快適に走れるが、公共交通機関だとかなり不便。駐車場から先端までは2、30分を要する。
- 景観:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 夏は結構に混むが、初冬のこの時期は素晴らしい景観を独り占めできる。
クチコミ投稿日:2014/11/14
いいね!:1票