植物学に疎い私も大いに学ぶ
- 5.0
- 旅行時期:2014/10(約10年前)
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by tadさん(男性)
札幌 クチコミ:43件
ロンドンにはキュー・ガーデンというこの種のものでは、最高の植物園があるが、北大のこの植物園は一度、短縮コースを歩いたことはあったが、今回、初めてゆっくり歩いた。素晴らしい!北大のキャンパス内の総合博物館には前日、感激したが、ここも、本当にすばらしい。400円の入場料は仕方ないだろう。イギリスなら、ここも無料になるだろうが、日本では仕方ない。それでも、ゆっくり歩くと、植物学に疎い私でも実物教育の場として、多くを学んだ。エルムの立派な木がたくさんあり、それぞれの一本が個性を持っていることに気がついた。花の名前は家内があれこれ教えてくれるが、まったく覚える気はいつものようにない。でも、それぞれの個性や特性に密かに感心しながら歩いてはいるのだ。
イギリスのガーデンやパークに慣れ親しんだお陰で、こういう場所も昔より楽しめるようになったのは、成長したのか、老成したのか、どちらかだろう。
なお、宮部金吾関係の展示館には貴重な資料がたくさんあり、これらにも感激した。新渡戸、内村、宮部の3人には若いころ、おおいに関心を持ったことがあり、以前来たとき、札幌独立教会を訪問して、この3人の成績表や書簡やノートなど、牧師さんから見せて頂いたことを思い出した。当時の札幌農学校の出身者のなかでも、特別な活躍をした3人なのだ。彼らの英語の講義ノート英文書簡は圧倒的だった。今はこんなレベルの学生は日本の大学ではほとんど育たないだろう。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- 見ごたえ:
- 5.0
クチコミ投稿日:2014/10/03
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