土地の凹凸で
- 2.0
- 旅行時期:2014/07(約11年前)
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by しそまきりんごさん(男性)
札幌 クチコミ:1139件
札幌は明治政府(開拓使)が開拓したと思うかもしれません。黒田清隆やケプロン、クラーク博士などは有名ですが、実は明治政府が開拓を始める3年前(1866年・明治維新の2年前)、箱館奉行の命を受けた大友亀太郎という人物が、当時、未開の原野だった札幌に入り、開拓を始めました。彼は、農場や堀割を作り、開拓にいそしんだそうです。
大友公園は、その堀割(大友堀)が伏古川にそそぐ合流点だった場所だそうです。しかし、訪れてみても、堀も川もありません。開拓の成果と申しますか、既に埋め立てられ、周囲は住宅やアパートがぎっしり建っていました。ただ、地形に多少の凹凸があります。伏古川の跡だと思います。
大友公園を訪れても、昔の堀の位置が描かれた地図のモニュメントがあるほかは、住宅街に囲まれた何の変哲も無い、子供の遊ぶ小さな公園です。ただ、歴史に興味があれば、堀のあった場所や、土地の凹みから伏古川のあった場所をたどっても良いかもしれません。
付近は大友亀太郎が初めて札幌を開拓した場所です。彼の役宅跡に建てられた郷土資料館、当時建設された本龍寺が近くにあります。
- 施設の満足度
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2.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 2.5
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- バリアフリー:
- 2.5
- 見ごたえ:
- 1.5
クチコミ投稿日:2014/07/27
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