本当に山寺ですね
- 4.0
- 旅行時期:2014/06(約12年前)
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by paopaojijiさん(男性)
山形市 クチコミ:28件
宝珠山立石寺といい通称『山寺』と呼ばれています。
天台宗に属し、創建は貞観二年(860年)天台座主第3世慈覚大師円仁によって建立されま
した。
当時、この地を訪れた慈覚大師は土地の主より砂金千両・麻布三千反をもって
周囲十里四方を買い上げ寺領とし、堂塔三百余をもってこの地の布教に勤められまし
た。
開山の際には本山延暦寺より伝教大師が灯された不滅の法灯を分けられ、
また開祖慈覚大師の霊位に捧げるために香を絶やさず、
大師が当山に伝えた四年を一区切りとした不断の写経行を護る寺院となりました。
その後鎌倉期に至り、僧坊大いに栄えましたが、
室町期には戦火に巻き込まれ衰えた時期もありましたが、
江戸期に千四百二十石の朱印地を賜り、堂塔が再建整備されました。
元禄二年(1689)には俳聖松尾芭蕉が奥の細道の紀行の際この地を訪れ、
「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」の名句を残しました。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- バリアフリー:
- 1.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2014/06/22
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