ご本尊は信州の善光寺の阿弥陀如来像の分身

3.5
旅行時期：2014/05（約12年前）

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河原町五条の交差点を南西に進み、富小路を南に下がってすぐのところにあります。
京都には「新善光寺」というお寺さんが二箇所あって、一つは東山区にある泉涌寺の塔頭であると新善光寺と、ここ下京区の新善光寺です。
寺の門前にある説明板によれば、ここのご本尊は信州の善光寺の阿弥陀如来像の分身と伝えられているそうで、その縁から「新善光寺」となったようです。
もともとこの本尊は、南都（奈良県）にあったそうですが、天仁2年（1109年）に堀川松原に創建された来迎堂新善光寺に祀られることになり、その後、応仁の乱の戦火などを経て、1591年に豊臣秀吉の命によりこの地に移ったとか。
所謂観光寺院ではありませんが、京都の街寺としての歴史を感じさせてくれます。