時速300km超を体感せよ! わが国最速はやぶさ号
- 5.0
- 旅行時期:2014/05(約12年前)
-
-
by fmi(ふみ)さん(男性)
丸の内・大手町・八重洲 クチコミ:71件
昔、戦時中のわが国には「隼(はやぶさ)」という名前の戦闘機があり、太平洋戦争で活躍した。これは最高速度が時速500kmだが、空戦時以外、普段飛んでいるときの「巡航速度」は、時速300?から320kmだったという。
JR東日本の新幹線「はやぶさ」は、この隼の巡航速度と同じ、時速320kmで地上を疾走する。今年の春の改正から、E6系「こまち」を連結する列車も含め、「はやぶさ」と名のつく列車は、全てこの速度で走る。宇都宮と盛岡の間でこの速度を出し、仙台まで無停車なので宇都宮を過ぎると、ずっとこの速度で「巡航」する。
さて、往年の戦闘機の名がついたこの列車に、今年の連休、久々に乗車した。時速320?を体感するためだ。列車は最も早く上野も通過し「こまち」号を連結しない下り11号。
座席は、先日乗車したE7系のほうが乗りごこちは良かった。加速性能は鋭く、のぞみ号同様、車体傾斜機能を持ってるため、曲線に入っても速度を落とさずぐいぐい走る。大宮を出た段階で速い感じたが、300km/hを超えると感覚がマヒしてしまい、体感速度は分からなくなってしまった。沿線からビデオカメラで撮影した際は、他の列車との速さの違いは如実に感覚に現れた。
最近の車両なのでモバイルコンセントが付いているが、E7系と違い、窓側席にしか付いていない。速度のE5、居住性のE7といったところか。
「はやぶさ」号は、のぞみと違い、ジャパンレールパスやJR EASTパスでも乗車可能で、外国人にも利用しやすい。
時速320kmというのは日本一のみならず、世界的に見てもTGV、ICEに並ぶ速度である。E5系車両そのものは、やまびこ号やなすの号にも使用されているが、それらは最高速度は270km/hどまりである。
- 施設の満足度
-
5.0
- コストパフォーマンス:
- 2.5
- 東京‐仙台11200円は、飛行機仙台‐成田2万円よりは安いが。
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 残念ながら、常に乗車率50パーセントは超えている。
- バリアフリー:
- 5.0
- 女性専用の大型化粧室がある。
- 乗り場へのアクセス:
- 5.0
- 東京駅は、乗り場に行きやすい
- 車窓:
- 2.5
- 窓が狭く、車窓は楽しめない。
クチコミ投稿日:2014/05/05
いいね!:0票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する