平安から桃山時代までの遺構が満載
- 4.0
- 旅行時期:2013/12(約12年前)
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by T04さん(非公開)
東山・祇園・北白川 クチコミ:41件
小学校の遠足以来、数十年ぶりの訪問になりました。幼い時は気付きませんでしたが、境内には平安から桃山時代までの歴史が満載でした。元々ここは平安中期に藤原為光によって建てられた法住寺、後に後白河上皇院政期には「法住寺殿」として院御所が営まれた場所で、その跡地を示す立札がありました。その後、平清盛が寄進したのが国宝「三十三間堂」(蓮華王院)ですね。鎌倉時代には法然上人が後白河法皇の13回忌の法要を営み、その際に名号を刻んだ「法然塔」もお庭の一角にありました。桃山時代、秀吉が営んだ広大な「方広寺」が「法住寺」・「蓮華王院」を包摂しました。境内南側にある「太閤塀」と「南大門」は、その遺構です。さて国宝「三十三間堂」、さすが心が洗われるような気分になりました。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.0
- 「方広寺」から「豊国神社」・「京都国立博物館」を経由して徒歩で向いましたが、京阪電車「京阪七条」が最寄駅のようです
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 多くの人で賑わっていましたが、拝観に支障はないと思います
- 見ごたえ:
- 5.0
- 平安から桃山までの遺構が満載で、大変に見ごたえがあります
クチコミ投稿日:2013/12/16
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