誠心院(せいしんいん)にある和泉式部の墓
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- 旅行時期:2013/06(約13年前)
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by さすらいおじさんさん(男性)
二条・烏丸・河原町 クチコミ:96件
謡曲 誓願寺には『わらわがすみかも他所ならず。あの石塔こそすみかにてさむらへ。 不思議やなあの石塔は和泉式部の御墓と こそ聞きつるに そもすみかとは不審なり。』と平安の歌人和泉式部の墓が登場するが、誓願寺近くの誠心院(せいしんいん)に和泉式部の墓がある。
寺伝に依ると初代の住職は平安の歌人和泉式部で法名は誠心院専意法尼とのこと。娘の小式部に先立たれた和泉式部は書写山円教寺の性空上人に勧められ誓願寺の本堂に籠り本尊に教えを受けたとのこと。
1027年、上東門院彰子が父藤原道長に勧め法成寺の中の東北院の傍らに寺を建立させ東北寺誠心院としたとされる。石塔は和泉式部の往生の六字名号を念仏する人があれば二十五菩薩と共にお迎えに来てくださるという謡曲「誓願寺」の舞台にもなっている高さ約4m、幅約2.4mの宝篋印塔は1313年に改修建立されたとのこと。
- 施設の満足度
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3.5
- アクセス:
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- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
- 3.5
- 見ごたえ:
- 3.5
クチコミ投稿日:2013/08/23
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