明るい運動公園の裏手には
- 4.0
- 旅行時期:2009/10(約16年前)
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by 琉球熱さん(男性)
知念・玉城・八重瀬 クチコミ:16件
南風原十字路から県道5号を東風平へと下る途中、左手に小高い丘が見え、「悲風の丘入口」と書かれた看板があります。「黄金森」と呼ばれるこの一帯が南風原陸軍病院壕及び関連史跡がある場所です。
丘陵の反対側は明るいスポーツ公園になっています。
●悲風の丘
入口の看板付近に車を停め、丘を登っていくと、「悲風の丘」の碑が立っています。
この碑は1966年に佐藤栄作元首相によって建立されたものであり、これ以降、英霊顕彰の名の下、戦時の事実が美談へとすり替えられてゆくことになりました。
碑自体は、訪れる人も少ないのか、周囲は荒れ放題で供花もありません。遺族に親しまれている場所ではないようです。
●南風原陸軍病院壕趾
「悲風の丘」の碑に隠れるように立つ「南風原陸軍病院壕趾」の碑。
1953年南風原村によって建立されました。「重傷患者二千余名自決の地」と碑文にありますが、自決とは名ばかりの「死の強要」の忌まわしき記念碑とも言えるでしょう。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- その他
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2013/05/20
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