大政所町鎮護の社、八坂神社大政所御旅所(やさかじんじゃおおまんどころおたびしょ)
- 3.5
- 旅行時期:2010/05(約16年前)
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by さすらいおじさんさん(男性)
二条・烏丸・河原町 クチコミ:96件
京都市下京区大政所町には大政所御旅所がある。祇園会(ぎおんえ)の神輿(みこし)三基のうち、素盞嗚尊(すさのおのみこと 牛頭天王)と八王子との二基を大政所とよび、妃神奇稲田姫に一基を少将井と呼んだ。江戸時代にはこの大政所の神輿は八坂神社を出て四条通を経て神泉苑に入った。この御旅所は円融天皇の時代に秦助正という人が夢に八坂大神の神幸を見、また自宅の庭から八坂神社まで蜘蛛が糸を引いているのを見て朝廷にこのことを奏上した結果、助正の家が御旅所となり、その後大政所といわれるようになったといわれている。
後奈良天皇の天文5年(1536)に騒乱のため焼失し、天正19年(1591)豊臣秀吉の命により四条寺町に御旅所が移されたがそのあとに町の人々が小祠を建て、八坂大神を奉祀し、大政所町鎮護の社として毎年7月16日を例祭日と定めたそうだ。
- 施設の満足度
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3.5
- アクセス:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 3.5
クチコミ投稿日:2013/02/20
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