貴重な開拓時代の建物です☆
- 4.5
- 旅行時期:2012/11(約13年前)
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by くろにゃんこさん(女性)
札幌 クチコミ:2件
明治11年農学校の演武場として今より少し北側に建てられたものが
明治39年に現在地に移されました。
明治25年には札幌大火があり、学生たちが演武場の屋根に上り
火の粉を払い時計台を守ってくれたそうです。
時計台の時計は、動力におもり(豊平川の石)を使用し、
原形のまま正確に作動している 日本で最も古い塔時計で、
平成21年に『機械遺産』に認定されたそうです。
昔は東京や大阪にもあったようですが、戦争で無くなってしまったそうです。
120年以上前のハワード社製の塔時計が当時の姿のまま動いているのは
世界的に見てもあまり例がないそうです。
昭和の初めには時計が止まっていたこともあったそうですが、
ボランティアで時計の保守作業をして下る方がいらっしゃたそうです。
時計の保守作業はとても大変な作業のようですが、
日々保守作業をし、時間の調整をしてくださる方がいらっしゃるおかげで
今も130年前と同じように 時計台の鐘の音を聞けるのです♪
地元なので 何気なく聞いていた時計台の鐘の音が
時計台の歴史を知り 趣のある音に感じられるようになりました。
それと時計台の至る所についている 赤い星★
『開拓使』という役所のマークだったそうです。
時計台には17個ついてるので
それを数えるのも楽しかったです。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- 見ごたえ:
- 4.5
クチコミ投稿日:2012/11/24
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