見るたびに違う印象になるのは、やはり、気高い仏像ならではだと思います
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- 旅行時期:2011/11(約14年前)
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by たびたびさん(男性)
嵐山・嵯峨野・太秦・桂 クチコミ:189件
願徳寺は、大原野というより、勝持寺の隣りといった方が分かりやすいでしょう。持統天皇が夢でお告げを受け、薬師如来を本尊としてこの地に創建されたというのですが、今の本尊は知る人ぞ知る国宝、如意輪観音菩薩半跏像です。写真の鉄筋コンクリートの建物に安置されています。門を入るのに、インターホンで拝観を申し込むと仏像だけですがの返事。いや、その仏像を見に来てます。何か、勘違いして来る観光客も多いのかもしれません。前にも来ているので、確か説明してもらえるんでしたよねと声を掛けたら、まじめな顔をして「気分次第!」。これには、噴出してしまいました。面白い住職さんです。
さて、如意輪観音菩はまず衣紋がすばらしい。美しく、鮮明な流れがあります。顔立ちも整っていて、ブロンズ増のような雰囲気。実は博物館で背中も見たことがあります。生きているかのようなリアル感がありました。これまでの2回の対面では厳しい仏像のイメージがありましたが、今回はやや優しそう。見るたびに違う印象になるのは、やはり、気高い仏像ならではだと思います。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- バリアフリー:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 5.0
クチコミ投稿日:2012/11/14
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