大正時代に焼岳の大噴火で、梓川が積止められて出来た池!
- 5.0
- 旅行時期:2012/10(約13年前)
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by 阿蘇美忍さん(男性)
上高地 クチコミ:8件
大正池は1915(大正4)年6月6日の午前に突然に姿を現した池です。
焼岳が大噴火で、その際に噴出した多量の泥流により梓川がせき止められて出来ました。水没した林は幻想的な立ち枯れとなり、現在の神秘の景観をもたらしています。
大正池はできた当時は梓湖と呼ばれたいたと言いますス。
しかし、大正年間に出来た事から今の名称が定着しました。
焼岳の噴火でできた当初の湖面積は3.9平方キロメートルもあったと言います。
現在の2倍以上の大きさでした。
又、水面上の立ち枯れの木々は、昭和初期には2000数百本を数えたと伝わります。
1927(昭和2)年にはその豊富な水量と大きな落差が電力資源に利用されて、
大正池は霞沢発電所の貯水池として使用されました。
当時は相当な発電量を誇るものであったといいます。
しかし大正池はその後、土砂の流出のために縮小を続けて現在に至ります。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 社員・団体旅行
- アクセス:
- 5.0
- 上高地の玄関口です。
- 景観:
- 5.0
- 現在の大正池は、標高1490メートル、深さ3.9メートル、周囲2.4キロメートル余。
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- バリアフリー:
- 2.5
- 全体的には歩きやすいですが、岩も多い。
クチコミ投稿日:2012/10/15
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