嵯峨御流の生け花もありました
- 5.0
- 旅行時期:2009/10(約16年前)
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by たびたびさん(男性)
嵐山・嵯峨野・太秦・桂 クチコミ:189件
平安京遷都の20年後に即位した嵯峨天皇は、この地をこよなく愛され、后との新居として大覚寺の前身・嵯峨離宮を建立。その後、嵯峨天皇の信任を得ていた空海が、離宮内に五大明王を安置する堂を建て、修法を行ったのが起源です。鎌倉時代になると、亀山法皇や後宇多法皇が入寺し、「大覚寺統」が始まります。後深草天皇の系統の「持明院統」と交代で帝位についていたのですが、次第に対立、南北朝の時代へ。南朝最後の天皇後亀山天皇がここ大覚寺において北朝の後小松天皇に「三種の神器」を引き継ぐまで、ここは御所だったのです。
さて、この日は、嵯峨菊の展示があり、嵯峨御流の生け花もありました。一見、下を向いて咲く、しなびたような花なのですが、何とも言えない上品さがあります。歴史を背負ったような不思議な菊だと思います。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.5
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- バリアフリー:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 5.0
クチコミ投稿日:2012/07/26
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