紀三井寺の拝殿として建てられたという観海閣(かんかいかく)
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- 旅行時期:2010/03(約16年前)
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by さすらいおじさんさん(男性)
和歌の浦 クチコミ:7件
玉津島神社の東隣にある県内最古の三断橋を渡ると、小さな島・妹背山(いもせやま)があり中腹には徳川頼宣(とくがわ よりのぶ1602−1671年)が1653年に母の養珠院((ようじゅいん1580−1653年=お万の方)の菩提を弔うために建てた総ケヤキ造りの海禅院(かいぜんいん)多宝塔、水辺には紀三井寺の拝殿として建てられたという観海閣(かんかいかく)がある。
妹背山は、周囲250mの小島だがかつては相模の江ノ島、近江の竹生島、安芸の厳島と並ぶ水辺の名勝だったそうだ。
三断橋の欄干、板石、橋桁、橋脚などは白居易(はく きょい772−846年=白楽天)らの詩に詠われ、艶麗な美女や神仙にみたてられてきた中国有数の景勝地・西湖を模したものといわれている。
古代の人たちがいかに和歌浦の美しさにあこがれ、誇りにしてきたかが良くわかる。
- 施設の満足度
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3.5
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 3.5
クチコミ投稿日:2012/02/02
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