大極殿跡

平安京の朝廷の正殿で即位の大礼や国家的儀式が行われた大極殿跡

3.0
旅行時期：2010/05（約14年前）

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大極殿（だいごくでん）は、古代の朝廷の正殿で即位の大礼や国家的儀式が行われた。
７９４年に遷都された平安京の大極殿は南の朝堂と直接つながる構造で境界には朱欄が設けられ朝堂と大極殿とは「龍尾道」と呼ばれる階段で往来した。大極殿の後背には「小安殿」（こあどの）と呼ばれる殿舎が軒廊（こんろう）でつながり、天皇出御の際に休憩所として利用された。
平安時代中後期から焼亡と再建を繰り返し、朝廷の儀式の中心が内裏の紫宸殿へ移行していくのに従い衰微していった。１１７７年に起きた安元の大火による焼失ののちは再建されることなく廃絶した。平安神宮は平安宮朝堂院を模して建立されたものであり、外拝殿として大極殿が８分の５の規模で模して建設されている。京都の中京区千本丸太町周辺を歩くと平安京の遺跡である大極殿跡、小安殿跡、平安宮大蔵省跡、平安京の大内裏跡に安土桃山時代の末期１５８６−１５８７年に豊臣秀吉が建てた政庁兼邸宅・聚楽第（じゅらくだい）跡などを見つけることができる。
日本の旅　関西を歩く　京都、大極殿跡周辺：http://4travel.jp/traveler/sasuraiojisan/album/10482982/

平安宮朝堂院大極殿跡---http://kakitutei.gozaru.jp/kyoto08may/15/2.html
（写真は大極殿跡）