旧長崎税関三池税関支署(世界遺産)

三川港横に残っている明治時代に建てられた税関庁舎です。
すぐ横には、港まで敷設されていた線路跡が残されています。
宿直...  続きを読む室や炊事場が備わっていた職員用の付属棟は、すでに失われたため、
本館のみが残されています。
内部見学は、土日祝のみとなります。
ガイドさんの話だと、世界遺産認定後は大勢の環境客が訪れたそうですが、
現在はほとんど訪れる人のいない施設のようです。
アクセスしづらい場所にあるので、乗り物は必須だと思います。  閉じる

投稿日:2024/01/02

三池港の船渠と呼ばれる部分の南側（＝港の東南部）にある建物です。三池港展望所から車で３分程だったと思います。
明治40年...  続きを読む、三池港の開港と共に造られました。当時三井鉱山の港であった三池港に税関署は必要ないはずですが、石炭の海外輸出のために設けられたそうです。
建物は洋風ですが、ところどころ和風の意匠も入っており、建築された時代が感じられます。一時はかなり傷んでいたそうですが、大牟田市により往時の姿になりました。シャンデリアや内装もきれいに復旧されています。
建物自体も見ものですが、この場所からは三池港の岸壁も見えて、タイミングがあえば停船してる船も見られます。またすぐ横を旧三池炭鉱専用鉄道敷の跡も残されています。
土日祝のみ内部も見学できます。近くの三池炭鉱三川抗跡も同じ公開日なので、一緒に見学しても良いかと思います。
車は敷地内に数台停められます。  閉じる

投稿日:2021/12/26