比良山荘

　当初は宿泊も考えましたが、やはりゴールデンウィークの悪夢が頭をよぎり、
　ランチのコースで様子を見ることにしました。
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　予定よりも早く到着してしまったため、
　朽木の山を歩いたり、自然を満喫していよいよ食事に挑みます。
　まずは野草茶からスタートです。
　
　速いペースで白独活が出てきます。
　白味噌をつけていただくのですが、この一品目で
　早くも懸念は吹き飛んでいきます。
　地元の旬の食材をふんだんに使い、素材の良さを引き出そうとする
　その姿勢と一流の腕が出会っていることが
　これだけでもわかります。

　次に鯉の洗いです。
　鯉といえばくさくておいしくないと聞いていますが、
　新鮮さが違うのか、非常においしくいただきました。　
　
　次に椀物ですが、鯉子と丸ナスがしっかりと味のついた
　汁物の中に入り、これがまたおいしいんです。
　特にしょうがの利いた汁が最高でした。
　やや風邪気味だったのですが、ここで一気にしゃきっとしてきました。
　
　ここで本命といっていいでしょう、
　鮎の塩焼きが出てきました。
　やや小ぶりですが、一人２匹もあります。
　天然ものの証としてすごい形相をしていました。
　あごの発達がすごいです。
　頭からバリバリと熱いうちに食べてしまいました。
　酸味の利いたつけ汁もありましたが、
　絶妙にふられた飾り塩が最高の味付けでした。

　このあとは山菜と野菜の炊いたもの
　とうもろこしごはん、鯉こくの汁と続き、
　締めに黒糖蕨もちでした。　

　今回ははっきりとはせがわとの比較をしながら
　味わっていったのですが、
　味だけで比較したら、間違いなくこちらのほうが
　上手です。格が違うといってもいいかもしれません。
　
　しかし、コストパフォーマンス、満足度をあわせると
　順位は逆になると見ます。
　普通の生活レベルの人が、おいしいものを食べようと思ったら、
　はせがわのほうが満足できるでしょう。
　料理の腕も十分あり、素材に関しては互角ですから。

　当初の予想より比良山荘の料理のレベルは高かったですが、
　それでも庶民の代表として語るならこのようなジャッジとなります。
　一生に一回の贅沢をと思うなら間違いなくこちらですが、ね。　
　
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投稿日:2022/07/23

テレビやネットを見て、死ぬまでに一度はお伺いしたかったお店です。月鍋と呼ばれるクマとイノシシの鍋が有名です。じゅんさいなど...  続きを読むの薬味と一緒にいただきましたが、クマのお肉は想像のはるか上を行く美味しさでした。シメの雑炊も素晴らしかった。全てのお料理とおもてなしに、大変満足いたしました。  閉じる

投稿日:2020/09/25

京都駅から車で1時間と少し。山奥なので市街地に比べるとひんやりしていました。半個室の様になっていて座敷にテーブル席です。部...  続きを読む屋から立派なお庭を眺められます。6月の初旬だと、若鮎、熊鍋、山椒もまだギリギリ頂けました。素材の味がしっかりして美味しかったです。  閉じる

投稿日:2020/06/25

今年の初めに熊鍋を頂いたのですがとても美味しくって、今度は鮎を頂ける時期になったので比良山荘にお邪魔しました。そうしたら、...  続きを読む熊鍋も少しだけですが用意いただけました。もう、今回がシーズン最後だったそうです。鮎もとても美味しくって比良山荘の大ファンになりました。ただ、アクセスが不便なのが…。でも、これも料理を美味しくさせるポイントなのかも。  閉じる

投稿日:2017/06/13

滋賀県だけでなく、今や全国的にも有名となった比良山荘のお客様には芸能人や政財界の著名人も多く、それだけに料理のクオリティー...  続きを読むも高いです。この時期は熊と猪を鍋で頂けます。出汁は昆布と鰹のみで、みりんや砂糖は使っておられないのに甘味がありとても美味しかったです。夏場は鮎がいただけるそうです。  閉じる

投稿日:2017/02/02

11月の3連休に京都の紅葉を観に行きました。
初日のお昼は比良山荘で山の辺料理（熊・猪）20,000円を予約♪
予約金...  続きを読むとして一人3,000円を振り込んだのは7月初旬のことでした。
徳山鮓で初めていただいた熊のしゃぶしゃぶに感動したので、再び味わいたいな～と奮発しちゃいました。

京都市内の混雑を避けるため、大津からレンタカーで到着。
1階の個室に案内され、どくだみ茶で一服です。
食事中もお酒ではなく、お茶をお願いしました。

八寸　子持ち鮎のなれ鮓、岩魚鮓、堀川牛蒡、松茸味噌漬け、猪のロースト、金柑、むかご、銀杏、栗
美しい～～
子持ち鮎のなれ鮓は、チーズみたいです。お酒ほしくなります(^^;

向付　岩魚、鰻、鯉
炙った鰻は肉厚で脂がのって美味。山葵しょうゆでいただきました。
鯉のあらいは臭みがまったくありません。酢味噌で。
岩魚もお刺身でいただけるんですね～。
ナマモノ苦手なあたくしですが、どちらもきれいにいただきました(*^^)v

ここでテーブルの中央に炭火がおこされた七輪が運ばれ、お出汁とネギをいれた土鍋に火が入ります。
炭火っていいですね～

焼肴　子持ち鮎の塩焼き　みず　蓼酢
香ばしくぷっくらと焼かれた名残の鮎。頭から全部うまいよ～

月鍋
ネギ、松茸（！）、熊肉
鍋はご主人とお弟子さんが全部作ってくれて、食べごろになると「どうぞ」と。
甘めのお出汁に山椒があいます。
鮎と松茸と熊を同時に楽しめるのは今だけ！！
ただ、熊でも「走り」というのかは浅学にして存じませんが、2014年3月にいただいた時の感動には及ばず。

牡丹鍋
熊のあとは、味噌味の猪鍋です。
熊より猪のほうがやわらかくてうまいですぞ。

しめは、うどんか雑炊かときかれ、雑炊をお願いしました。
栃餅といっしょにぐつぐつと煮込んで卵でしあげた雑炊がまた美味。
お肉の量が多かったので、もう食べられない～と思いましたが、残さず完食です。

水菓子　いちじくのコンポート
ジュレに入ってるハーブはなんだろ？さっぱり上品なデザートです。

サービス料15％に消費税で、おひとりさま24,840円也。
それにみあう満足感のある特別なランチでございました。
ごちそうさまでした。  閉じる

投稿日:2015/12/27

数年前に友人に連れて行ってもらった比良山荘。鮎会席をいただきました。趣きある日本家屋でいただくお料理は格別でした。鮎の季節...  続きを読むになると、行きたいなぁと恋焦がれるばかりでなかなか行く機会がないのが残念です。ぜひとも毎年こちらでいただきたいものです。  閉じる

投稿日:2017/08/14