普門寺塾跡

普門寺は国道９号線沿いにありました。山口の市街地の外れといった場所です。軍制改革のため江戸から戻された大村益次郎は、山口城...  続きを読むに藩庁が移されると、ここ普門寺境内にある観音堂を宿舎としていました。高杉晋作などからの要請に応じ、そこで私塾として若い藩士に兵学を教えます。普門寺の名前から普門寺塾、また、歩兵、騎兵、砲兵の三兵科を教えていたことから「三兵塾」とも呼ばれたそうです。１８６６年（慶応２年）の四境戦争(第二次長州征伐)の際には、各隊の指揮官が普門塾に集められ、戦術や兵法が叩き込まれたそうです。普門寺は、山号は円通山で、臨済宗のお寺さんです。   閉じる

投稿日:2021/03/15

普門寺は、山口市郊外の白石というところにありました。国道９号線のすぐ横となります。鋳銭司出身の大村益次郎は木戸孝允の推挙に...  続きを読むより長州藩の上級藩士として取り立てられ、軍制改革などに尽力します。山口へ藩庁移転した時は大村益次郎はここ普門寺で起居し、観音堂で学生たちに兵学を教えました。寺名を取って普門寺塾と呼ばれたとのことです。   閉じる

投稿日:2021/02/01

大村益次郎は、藩の命令で江戸から呼び戻され、明倫館の改革にあたっていたのですが、宿舎にしていた普門寺の観音堂で兵学を教えま...  続きを読むす。普門寺塾と呼ばれ、ここで学んだ生徒も従えて、その後の長州征討や戊辰戦争で長州藩兵を指揮し、勝利に導くこととなりました。小さなお堂ですが、思いは大きく膨らんだ場所といえるでしょう。  閉じる

投稿日:2015/09/09