七曲井
名所・史跡
3.21
七曲井 クチコミ・アクセス・周辺情報
狭山・入間 観光 満足度ランキング 33位
クチコミ・評判
1~3件(全3件中)
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埼玉県の指定史跡です。
- 3.5
- 旅行時期:2017/06(約9年前)
- 1
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枕草子にも名水として認められていた。
- 3.0
- 旅行時期:2017/06(約9年前)
- 0
七曲井は県道50号線沿いにあり、西武新宿線入曽駅から500mくらいですから、歩くこと7~8分です。すり鉢の上部直径が18~... 続きを読む26mとなっていますから、同じ入曽駅から行ける堀兼神社にある堀兼之井に比べると、二廻りくらい大きい感じです。清少納言は枕草子の中で9つの名水を上げていますが、その中に「はりかねの井」が挙げられています。都から遠く離れた関東のことなのに、そんなにも有名だったということでしょう。但し、1つの場所として思われていた様ですが・・・。
そもそも漏斗状井戸と呼ばれるこの様なすり鉢状となったのは、関東ローム層が邪魔をしてまっすぐ掘り進むことが出来なかったからです。そこで、すり鉢状に関東ローム層を取り除いた後、普通の井戸の様に真下に向かって掘ったからです。なお、井戸の前に観音堂があります。昔、大旱魃になった時、住民がここにあった常泉寺の聖観世音菩薩様にお祈りしたところ、「裏の古井戸をさらえ」とお告げがあり、その通りにさらったところ、たちまちのうちに清水が湧き出したのだそうです。常泉寺は別の場所に移りましたが、観音堂だけは七曲井の守り菩薩としてこの地に留まっているのだそうです。日本昔ばなしですねぇ。
閉じる投稿日:2017/06/30
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遅くとも10世紀前半には完成していた。
- 3.0
- 旅行時期:2017/06(約9年前)
- 0
七曲井は、最寄り駅の西武線入曽駅東口から100mくらいで県道50号線に出たら、左折して350mくらいです。堀兼神社にあるも... 続きを読むのを含め、各地にある「ほりかねの井」の1つです。すり鉢の上部直径が18m~26m、底の直径が5m、深さが11.5mとなっています。底部中央に松材と石で組んだ井桁があります。底部までの深さを示したものが見つかりませんが、4~5mくらいではないかと思います。水汲みにはその傾斜部を底部までジグザグに七曲りして降りることから、七曲井の名が付いたとのことでした。しかし、発掘調査をしたら、道はジグザグには付いていなかったそうですが・・・。そうなると、名前の由来は??です。
この井戸がいつ掘られたかを示すものはありませんが、平安時代前期に活躍した女流歌人の伊勢の歌の中に「ほりかねの井」が出てきます。また、延長5年(927年)に完成した「延喜式」には街道沿いでの水の提供を義務付けていて、ないところは井戸を掘りなさいとなっています。従って、遅くとも9世紀後半から10世紀前半に掛けてと思われます。
余談ですが、すぐ横に不老川が流れていますが、かなりの水量があります。(飲料に適すかどうかは別にして)水が欲しくて苦労して井戸を掘った時代の人が見たらどう思うでしょうか。
閉じる投稿日:2017/06/28
1件目~3件目を表示(全3件中)
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