施設情報
およそ1万2千年前から「縄文土器」が作られるようになりました。当時はやや寒冷な気候でしたが、その後温暖化し、氷河の溶けた水が海に流れ込み海水面が徐々に高くなりました。約6000年前頃には現在の美々川に沿って美々駅のあたりまで海岸線が入り込んでいました。暖かな気候は山々を豊かな狩りの場に変え、海辺の入り江は良い漁場を形成しました。当時、美々で暮らしていた人たちは近くの入り江でシジミを採集・調理し、貝殻を積み上げた貝塚をのこしました。当時の海岸線に沿って貝塚が多く発見されていますが,美々貝塚はその中でも最も現在の内陸にある貝塚です。直径4メートル、高さ1.2メートルにも達する大きな貝塚の1/4が保存されており,展示施設で断面を観察することができます。 また近くの美々貝塚北遺跡からも最近の発掘調査により長さ15メートル、幅7メートル、高さ60センチの大きな貝塚が発見されました。埋め戻されたため、貝層は見ることができませんが、貝塚の範囲が花壇になっており、その形を確認することが出来ます。
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しそまきりんごさん