仙波東照宮は、喜多院への道の途中にありまして。喜多院住職天海僧正が徳川初代将軍家康公を祀ったもの。家康は、75歳で薨去され...
続きを読むると、まずは静岡県の久能山に葬られましたが、その後、家康の遺言もあって、あらためて日光に移葬されました。その際、久能山から日光に至る道中、喜多院に到着、天海僧正によって4日間もの法要が営まれました。
この法要を終えて、天海僧正は家康公在世の厚遇に感謝の気持ちを伝えるため、家康の像を作り、大堂に祀ったのだそうです。日本三大東照宮の一つだということですが、この家康の縁もあって、川越は江戸期を通じて幕府に厚く保護されたのでしょう。小江戸川越のルーツです。
閉じる
投稿日:2012/07/25