江戸時代初期、薩摩の指揮下に入っていた琉球王国が薩摩藩の要請を受けて作ったとされる物見台で、先島諸島では?火番盛(ひばんむ...
続きを読むい)?と呼ばれています。大陸に近い場所は昨今問わず交通の要所であり、特に中国への進貢船の航海状況や異国船の到来を監視し、その様子を火番盛伝いに番所や蔵元に通報し、琉球王府へ知らせたものだそうです。
珊瑚の岩を積み重ねたものは歴史を感じるものではあれど再建されたものであり、往時を知るものではありません。数年前に八重山諸島の火番盛で上げられた?狼煙?を確認すべく竹富町主催で?のろしリレー?が行われましたが、雨天だったこともありコート盛と鳩間中森の狼煙は確認できなかったもののその他は確認できたとの記録が残っています。
波照間の街中から港へと向かう道中にありますが波照間で最も高い標高がある場所ゆえ、夕陽を眺める場所としても有名です。一人旅の私には縁のないことですが、なにやらカップルで来ると…なんて噂もあるようです。訪れた時にちょうど2台の自転車が停まっており、石碑だけカメラに収めて港まで往復してまた戻ってくると…どうやらboys二人と判明。ちょっと唖然としましたがここは南国波照間島、それも良いだろう(笑)と思って翌日に訪れることにしました。
歴史ある火番盛は恋の聖地でもある…。なんか不思議な想いを持ってしまったコート盛りでした♪
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投稿日:2016/08/13