機内食のビビンバ。それ以外は。。。。

成田発ホノルル行き

搭乗すると漂うキムチの香り。
H.I.Sチャーター便とあってほぼ日本人の乗客。に、対し日本語の話せるクルーは2名のみ。
1名は当然ビジネスに居るからその他大勢に対して1名の日本語の話せるCAさんとなる。

とにかく揺れた。
この時期に毎年行っているが本当に揺れた。
離陸から着陸までほぼジェットコースターみたい。機内食、サービスも途切れ途切れ。
チャイルドミールが先に運ばれるも、大人のモノは中々運ばれれない。
むしろ運ばれてきたチャイルドミールなんて揺れが酷く食べれる状況ではなく。荒波に飲まれながらコレ食べれる？危ない！一旦下げて後でまた下さいーと頼みたいが何せ日本語の話せるCAさんは見当たらず。基礎英語並みの会話力で何とか一旦下げてもらう。
飲み物のサービス中にCAさん転倒。コーヒー取っ散らかる。モチロンサービスは中止（もう良いからとにかく無事に着いてくれ）
観ていた映画も、いちいち飛行機の揺れについて機長からアナウンスが入るのでこれまた途切れ途切れ。（もう。わかりました。気流の荒いところね。ハイハイ。という感じ）
寝かせるか、映画観せてくれたら後は無事を祈るだけだから操縦に集中下さいませ！と心の中で呟くワタシ。
長い時間をかけ、何とか届いた機内食はビビンパ。歯磨きチューブに入っているコチュジャンをそんなに辛く無いと見くびり思いっきりかけた事で口の中ファイヤーする。
玉ねぎの漬物は母の好物となり、帰国後も母は再現して作っているが、それを食べるとこのフライトの思い出話に花が咲く。

どんな乗り物でも怖い、酔った、等言ったことの無い母親が初めて
「本当に死ぬかと思ったわよ。帰りの便で死ぬのなら楽しんだから良いけど、行きの便で死んだら死に切れないわよ！」と真顔で言ってきたのは印象的でした。
同じく酔ったことなんて無い私もさすがに気持ち悪くなりエチケット袋を探すも座席全てに準備されているわけでは無く、たまたま入っている座席もあるという具合。
こんな揺れが続いたので皆エチケット袋を要求するが在庫も無くなり私のところへは機内販売購入用の大きな紙袋を持ってきてくれた（爆笑）あまりにおかしかったので酔いも少し覚めたので逆にありがたかった。

機内食のビビンバと玉ねぎの漬物。
それ以外は怖い思い出しかでて来ない。

エコノミーだから納得だったけど。コレビジネスで乗っててこの状態なら納得出来ない！と思うフライトでした。。。