座席指定を除けば及第点

南米アルゼンチンの首都ブエノスアイレスまで、アメリカン航空を利用しました。
往路が、ロサンゼルス経由、復路はダラスフォートワース経由でした。

往路の2フライトがB787-9、復路の2フライトがB777-200で、往路の方が機材自体は新しかったのですが、エコノミークラスに関して言えば、シートやエンタメシステム等はすべて同じでした。

シートピッチ等は他社とそれほど違いはなくといった感じでしたが、エンタメシステムは、期待以上でした。まず、映画の種類が豊富。日本語対応しているものだけでも新旧あわせて50本くらい。今回のブエノスアイレス往復は、機内で過ごす時間が往復で50時間ほどだったため、映画の種類の多さに助けられました。

機内食は、北米系ならではのボリューミーさと回数でしたが、味もほどほどでよかったです。具体的には、パスタやヌードル、サンドイッチ等をチョイスしたほうが、当たりの率が高く、焼うどんやペンネグラタン等は、とてもおいしかったです。
ダラスからの復路便は、機内食×２に加え、途中でサンドイッチかカップヌードルとアイスクリームも出たりと、食べきれないほどです。

唯一残念だったのは、事前の座席指定システムでしょうか。窓側、通路側、非常口席の指定が有料なのは理解できるとして、せめて空港チェックイン時であれば無料で指定できるようにしてほしかったです。しかも、無料指定できないにもかかわらず、結果搭乗したら隣が空いているにもかかわらず、妻とばらばらの席になるって、これでは誰も得する人がいない状況を作り出しているだけであり、システムが未熟だと言わざるえません。

北米系のエアラインは、アジアや中東のエアラインと比べると評価は低めですが、約50時間のフライトでも特に問題なく過ごすことができましたので、とても良かったと思います。

◎アメリカン航空の搭乗歴：成田－ロサンゼルス、成田－ダラスフォートワース、ロサンゼルス－ブエノスアイレスエセイサ、ダラスフォートワース－ブエノスアイレスエセイサ