2017/08/25 - 2017/08/30
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neisanさん
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セントレアにタイガーエアが就航。名古屋から博多にに新幹線で行くよりも台北の方が安い時代になりました。
今回は5度目の気楽な一人旅。台湾らしさを感じる鹿港そして、これまで時間の制約で行くことのできなかった少しだけdeepな台湾を楽しみます。
旅の起点はセントレア。ここからタイガーエアに乗り桃園空港経由で、初日の宿のある台中に向かいます。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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LCCといっても一般航空会社との違いは、機内サービスと荷物の制限ぐらいです。今回は5泊6日の旅。荷物を手提げ鞄とショルダーバッグ合わせて9㎏(10㎏制限)に抑え、気楽な旅の始まりです。
中部国際空港セントレア 空港
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タイガーエアが到着。若干の遅延です。昼間にセントレアからの台湾へのLCCの便ができ、台湾旅行がしやすくなりました。
中部国際空港セントレア 空港
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定刻を少し遅れて離陸。今回はエアチケットの他にオプションで機内食と座席指定を付けておきました。日本列島に沿って飛行中は下界の様子が楽しめます。
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離陸後しばらくしてアテンダントさんが予約しておいた機内食を配ってくれました。搭乗券の半券で注文主を確認しています。
タイガーエアの機内食はどんなものかと、楽しみしていましたが、割合シンプルなものでした。黄色い袋はあられセットのようなものです。味は良し! -
2時間半ほどの飛行で桃園国際空港に到着。着陸後ターミナルに着くまでに結構時間がかかります。
台湾桃園国際空港 (TPE) 空港
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空港に到着して最初にすることは、1.ATMで台湾ドルのキャシング、2.Wifiルータに使用するプリペイドSIMの入手、3.悠遊カードのチャージです。
空港ターミナルビル内で携帯会社を探します。中華電信のショップは税関を抜けた外にありました。ここでパスポートと乗ってきた搭乗券の半券を見せ、5日プランを購入。300ドル(現金)也。台湾桃園国際空港 (TPE) 空港
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悠遊カードのチャージャーを探してターミナル歩きますが、すぐに見当たりません。空港職員らしき方にチャージャーの場所を尋ねると、セブンイレブンへのこと。一つ下の階に降りると、目の前にチャージャーが並んでいます。多めに1500ドルをチャージ。これで滞在中のバス代、台鉄の短距離区間、セブンイレブンの買い物が全て済ませられます。
台中へはここからはバスで向かいます。目の前にあった国光客運の窓口で発車時刻を尋ねると10分後。空港に到着して、ここに至るまで1時間近く掛かっています。ナイスタイミング!台湾桃園国際空港 (TPE) 空港
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切符を購入し外に出るとすぐにバスが来ました。国光客運の台中線は3列シートのゆったりバスです。確かにシートはゆったりしていますが、車齢はだいぶ年を召しているようで、地面の震動がシートによく伝わってきます。
台湾桃園国際空港 (TPE) 空港
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高速道路の渋滞で予定の時刻より90分ほど遅延。終点と思っていた台中の駅前をバスは通り抜け、しばらく走った後、着いたのは新しいバスターミナル。同じバスに乗っていた台湾の若者に台中駅はあの方向かと英語で尋ねると、彼もスマホを出し確認。新しい台中駅が遠くから見えたため見当をつけ、しばらく歩いてかつての台中駅に到着。台中駅前にあった国光客運バスターミナルは取り壊しの真っ最中!
少し到着が遅れたものの駅前のプラザホテルに無事チェックイン。ようやく一安心です。Hotel Leisure Taichung ホテル
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ホテルに荷物を置き、夕食に。その前にWEBで予約しておいた台湾鉄道の切符を新しい台中駅の発券機より発券します。操作手順は漢字と英語でよく分かるのですが、パネルの反応が悪くなかなか進みません。その上パスポート番号を入力すると、番号の間に勝手に*の文字が入ってきます。台鉄の職員がヘルプに入ってくれ、*を無視し入力を続けると無事発券。まだシステムがよくこなれていないような。
台鉄台中駅 駅
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前回訪れた和食(日式料理)の店に行くと、店そのものが消えていました。今日は時刻も遅くなってきているので、ホテル近くのトンカツ屋へ。
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店に入り、入口でメニューを見せられ、どうも事前に会計のようですが、定員さんが臨機応変に対応してくれました。このあたりことばが通じなくてもなんとかなるのは、これまでの経験です。
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ヒレカツ定食を注文。味噌汁もついていますが、全体的なやや台湾風。それでもこの国では安心して食べられます。本日の夕食170$也。
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ホテルに帰り、部屋へ戻ります。このホテルのエレベータは客室用のカードキーがないと動きません。セキュリティーがしっかりしています。案内にはきちんと日本語も。
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このホテルには、地下にセルフの洗濯機と乾燥機が用意されています。昨夜洗っておいた洗濯物がまだ十分乾いていなかったため、朝食の時間を利用し乾燥機へ。30分40$也。
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2階のレストランで、出勤する人を眺めながらゆったりと朝食です。ビュッフェの料理は中国料理が基本ですが、生野菜もあり組み合わせによっては日頃食べている朝食と変わらないものになっています。
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ホテルをチェックアウトし、目の前の旧台中駅へ。この駅舎は歴史的な建造物として残され、台中駅の西口になっています。新しい駅舎は高架化され、線路の東に移転されました。
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かつてのプラットホームが新台中駅への通路となっていました。ここから彰化まではわずかです。自強号でも悠遊カードがあれば立ち席で乗れますが、区間快速が来たのでこれに乗ることに。一部に山線から海線へ直行する列車があるので要注意です。
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彰化駅に到着。この先手提げ鞄が邪魔なので、一時預かりに預けて行くことに。駅舎の中の案内で、改札を出て左手に進んで行くとコインロッカー、その先に行李房がありました。
彰化駅 駅
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行李房(台鉄の一時預かりは健在)は有人です。中国語のみのおばちゃん(服務員)と中国語を全く話せない私で、しばらく筆談でやりとり。初めはわかりませんでしたが、預かり証の裏に住所を書いて欲しいとのこと。私「日本の?」。これで問題ないようです。書いてあればOKみたいでした。その日1日30$です。ちなみにコインロッカー(小)は4時間で30$でした。
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身が軽くなったところで、駅前の交差点を渡り正面やや右にある彰化客運バスターミナルへ。ここから6900路線のバスで鹿港へ向かいます。このバスも悠遊カードが使えます。
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6900路線のバスは、彰化の中心部を経由して鹿港へ向かいます。前回訪れたときは、どこを走っているか気にしていませんでしたが、今回は持参したNEXUS7が常時インターネットにつながっており、Google Mapのおかげでリアルタイムに現在の位置が分かるようになりました。
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鹿港の台糖火車站で下車。ここはかつて台湾製糖の駅があった所です。今ではディーゼル機関車のみが残されています。
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今回は、これまでに訪れていない廟も寄っていこうと思います。まずは鹿港文武廟。バス停から少し戻り公園らしき所に入って行きます。
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まだ10時前ですが、ずいぶん暑くなってきました。廟にお参りに来る人はわずかです。ここは市民のウォーキングの広場と化していました。
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以前、台糖火車站にあったインフォメーションがこちらに移動してきていました。日本語版の地図を頂き街歩きのスタートです。
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古い街並みの間を抜け、少し西にある地蔵王廟に向かいます。
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5分ほどで地蔵王廟に到着。日本の地蔵とはどのように違うのか興味津々です。
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お祭りの期間なのか、境内にはお供えが並んでいます。
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道教の廟の神様が地蔵に置き換わったような印象です。
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鹿港は決して大きな街ではありませんが、京都の寺社のように狭い範囲に沢山の廟があります。
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中で写真を撮っていると、集まっていたおじさん達に声を掛けられお茶をごちそうになりました。お互いことばのコミュニケーションはできませんが、気持ちはよく伝わってきます。
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地蔵王廟を出て、天后宮に向け街の中を歩いています。大小も合わせたくさんの廟がありますが、それぞれに祀る神様が違い、廟の形も微妙に違ってきます。
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この廟は装飾がすごいでですね。
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柱・壁一面レリーフです。
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屋根の飾りもすごい!
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つぎの廟に来ました。ここはとても静かです。
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さきほどの廟と比べると色は鮮やかですが、落ち着いた感じです。
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廟の中の静けさが伝わってきます。
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鹿港龍山寺にきました。ここは仏教のお寺です。
龍山寺 寺院・教会
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道教の廟と比べると色彩的にも落ち着いたものを感じます。
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寺の中に進みます。
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境内では老人達が音楽の練習。中国の音楽です。
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参拝客はいますが、境内はとても静かです。
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本堂からの眺めも落ち着いていますね。
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仏が祀ってあります。日本と違い仏像は金色色です。
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境内の通路も中国風になっています。
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龍山寺から200mほど歩き、摸乳巷入口に来ました。ここは分かりにくい名所ですが、ついに地面に案内板が・・・!
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ここが摸乳巷の入口です。強い季節風を避けるため通りを狭くしたとか、建物と建物の隙間としか見えません。「摸乳巷」の名は、すれ違う際に胸が擦り合うとか、狭いですが、どうにかすれ違えます。
摸乳巷 旧市街・古い町並み
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狭い通りですが、途中に店もオープンしています。ここにはあまり多くの観光客が来ていない模様。団体で来たら大渋滞になってしまいます。
摸乳巷 旧市街・古い町並み
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向かいから一人やって来ました。途中の凸凹ですれ違いは可能です。
摸乳巷 旧市街・古い町並み
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再び龍山寺方面へ戻り、九曲巷へ。ここは古い街並みがよく残り雰囲気が出ています。
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人通りが少ないですね。九曲巷は字のごとく路が曲がりくねっており、方向感覚がおかしくなります。これも強い季節風を避けるためのものとか。Google Map+GPSで北へ進んで行きます。
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広い通りから1本中へ入っただけなのですが、周りはとても静かです。時折地元の方とすれ違う程度です。
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玄関の貼り紙、意味するところは分かりませんが、中国的風景ですね。
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九曲巷の終点近くにやってきました。この先にビルが見え、ここを越えたら繁華街に出ます。
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ここまで来ると通りの声が聞こえてきます。なかなか風情のある通りなのですが、観光客は入って来ないですね。
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先ほどまでの静けさがうそのように、賑やかな通に出ました。周囲は食料品や衣料の店舗が並んでいます。
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通りに出て、近くにある大有里玉渠宮へ。
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わかりやすいキャラクターですが、何の神様かはよく分かりません。
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奥に鎮座する神様はあまりキャラクターの性格を持たせていないようですね。眷属が魅力的です。
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旧市街の中心部辺りに観光客が集中し、周囲は土産物屋街に。ここはすり抜けて天后宮へ進みます。
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天后宮の参道へと入って来ました。周囲の店は参道の店らしく先ほどの観光客が集中していた所とは雰囲気が違います。
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天后宮に到着。南から参道を歩いて来ると、回れ右をするほどターンして廟の中に入って行きます。
天后宮 寺院・教会
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ここは、台湾を代表する天后宮の一つです。いつ来ても線香の煙が絶えません。
天后宮 寺院・教会
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参拝の方の邪魔にならないよう、廟内を歩きます。
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正面の廟の背面にも大きな建物があります。
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お参りの方達と一緒に廟内を巡回していきます。
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今回で3回目の鹿港。ちょうど昼食時刻です。鹿港名物カキのオムレツを頂くことにしました。
廟の入口にあったレストランに入り、ことばは通じない(英語×、日本語も×)ものの、意図は通じました。甘いタレがかかり想定外の美味しさ。会計の仕方もよくわからいので、店員さんが席で会計を済ませてくれました。先払いだったかもしれません。 -
カキオムレツの次は彰化市街です。中山路を進み、彰化客運鹿港バスターミナルを目指します。
途中、鹿港城隍廟が祭礼の様子。お供えの山が路上を占有しています。 -
少し中をのぞいていくことに。しかしこのお供えもの山、どうするのでしょう?
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彰化客運鹿港バスターミナルに着きました。時刻表を見ると、再び6900路線で戻るのが良さそうです。
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鹿港に別れを告げ、ターミナル始発のバスで彰化の市街地へ戻ります。鹿港は街歩きが好きな方にはお勧めの町です。
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