2017/07/10 - 2017/07/10
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kasakayu6149さん
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ダムカード
近年人気のダムについての情報が記載されているカードです。
昨年、関東道の駅スタンプラリーを行っていた際に、何箇所かダムに立ち寄る機会があったのですが、ダムカードはあえて貰わないようにしていました。
しかし5月に神奈川県の宮ヶ瀬ダムを訪れた際、ついに禁断の?ダムカードを手に入れてしまいました。
収集しだすと大変な事になるのは分かってはいたのですが、まあスタンプラリーと違って期限も無いし、のんびりと始めて見ますか・・・(笑)
という訳でダムカード収集の旅のスタートです
前回、前々回と神奈川方面を巡ったので、今回の第3回は埼玉県の秩父方面及び雁坂トンネルを抜けて山梨県も一部巡りました。
天候もまずまずでドライブを満喫しながら、順調にダム巡りして、1日で7つのダムを訪問をしました。
相変わらず、あちこち立ち寄りながらの旅なので、
今回も前編・中編・後編に分けてお届けします
中編は埼玉県の「合角ダム(西秩父桃湖)」「滝沢ダム(奥秩父もみじ湖)」「二上ダム(秩父湖)」です
「埼玉県」ダムカード収集の旅
対象ダム・・・・10
中編訪問数・・・ 3(30.0%)
累計訪問数・・・ 5(50.0%)
未訪問数・・・・ 5(50.0%)
※つたない文章&写真ではありますが、是非最後までお付き合いください
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車
PR
-
前編にて
埼玉県飯能市のダムカード配布ダム「有間ダム」を訪問し、その後秩父市内を抜け、重力式コンクリートダムでは日本で同率2位の高さを誇る「浦山ダム」を訪問しました。
※前編の様子はこちら
http://4travel.jp/travelogue/11264978
中編は引き続き秩父方面を巡り、まず「合角ダム」を目指します
※写真は前編の最終地「浦山ダム」浦山ダム 名所・史跡
-
浦山ダム方面から合角ダム方面に向かうと、
主に国道299号線を使い23km程の距離
山を越えて上流側からのアクセスとなります。 -
メインの施設は提体の左岸にありますが右岸側にも小さな駐車場がありそうなので、今回はそちらにアクセス
-
2~3台なら停められる駐車スペースがありました
ここからは徒歩で散策です -
ダムの右岸側から見た合角ダム
天端直下のほぼ全てが自由越流型の非常用洪水吐になっています -
こちらはダム湖側
決して小さくは無いのですが、先程国内第2位の堤高を誇る浦山ダムを見たので、小さく感じてしまいます。 -
ダム提体を渡って左岸側に来ました
案内施設等はこちらがメインです
立派な駐車場や売店もあります
今更ですが
合角ダムは「かっかくダム」と読むそうです。
つい「ごうかくダム」と読んじゃいそう -
合角ダム
2003年(平成15年)竣工の重力式コンクリートダム
堤 高 60.9m
堤頂長 195.0m
鋼製高圧ローラーゲート 1門
ジェットフローゲート 2門
まだ出来て15年も経たない比較的新しいダムです
天端下部のほぼ全てが自然越流式の非常用洪水吐なので、
もしここから越流したら、さぞかし壮観な眺めでしょう -
越流した流れは逆三角形型のダムの形で集約され減勢工に集約されます
基本的に100年に1度の降雨で使用するかの設計容量らしいので、試験放水のタイミングでもなければ見る事は出来ないと思います。
そのために洪水期はあらかじめ水位も下げているのだし -
合角ダムによって作られたダム湖は「西秩父桃湖」
命名当時周辺に桃の木は無いのに桃湖となりました
都市伝説によると当時の県知事の御息女と同じ読みになったとか
今はやりの「忖度」は当時からあったのか? -
小さいながらも展望台が設置されていました
-
展望台からの風景
ダムは良く見えます
手前が駐車場と売店、今回私は右岸側からアクセスしましたが
天端は車両通行止めです -
竣工時の知事の直筆によるダムとダム湖の石碑
うーん自分の意志あるいは、そうじゃなくて気を使われただけかも知れませんが、娘の名を命名されて嬉しいのかなぁ
私はちっとも嬉しくない -
合角ダムのダムカードはダム左岸にある管理事務所で貰う事が出来ます
-
館内は合角ダムについての展示もありました
-
「埼玉県」ダムカード収集の旅
全10ダム中第3号(本日の第3号)は
・合角ダム
右上の目的記号は「FNW」
■ F:洪水調節
■ N:流水の正常な機能の維持
□ A:かんがい用水
■ W:水道用水
□ I:工業用水
□ P:発電
右下のダム形式は「G」
■ G :重力式コンクリートダム
□ HG:中空重力式コンクリートダム
□ A :アーチ式コンクリートダム
□ GA:重力式アーチダム
□ E :アースダム
□ R :ロックフィルダム
□ MB:可動堰
なので
合角ダムは「洪水調節・流水の正常な機能の維持・水道用水」目的の
「重力式コンクリートダム」という事になります -
合角ダムから次の目的地、滝沢ダムまでは
県道37号線から国道140号線(彩甲斐街道)を抜けて30km程の距離
さて、次なる目的地は滝沢ダム
道中を10km程走ると、道の駅「両神温泉 薬師の湯」
更に13km程走ると、道の駅「大滝温泉」と、
どちらも日帰り温泉併設の道の駅を通りますが
後者の、道の駅「大滝温泉」にて少々休憩道の駅 大滝温泉 道の駅
-
国道140号線(彩甲斐街道)の埼玉県側にある道の駅で最も奥にある道の駅です
道の駅 大滝温泉 道の駅
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結構山深い地ですが、食堂・売店・日帰り温泉と施設は充実しています
道の駅 大滝温泉 道の駅
-
道の駅「大滝温泉」を後にして6km程走ると
いよいよ滝沢ダムが見えてきます。滝沢ダム 名所・史跡
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私にとって、とても思い入れの深い滝沢ダム
3度目の来訪です滝沢ダム 名所・史跡
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水位はやはり、やや少なめ
提体の黒ずみの
上の方が非洪水期(冬季)の水位
下の方が洪水期(夏季)の水位だと思われます滝沢ダム 名所・史跡
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当たり前ですがダム湖もV字型なので、上方の水位差は水量としては下方の何倍もの量となってしまいます
滝沢ダム 名所・史跡
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滝沢ダム
2008年(平成20年)竣工の重力式コンクリートダム
堤 高 132.0m
堤頂長 424.0m
高圧ラジアルゲート 2門
ラジアルゲート 3門
ジェットフローゲート 2門
まだ出来て10年も経たない新しいダムです
なので中年の私はダムが出来る前に湖底に集落があったのを見た事があります・・・滝沢ダム 名所・史跡
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滝沢ダムによって作られたダム湖は「奥秩父もみじ湖」
若い頃訪れた時は。道路の付け替えが完了しつつある時で
付け替え道路から湖底になるであろう場所を見ると、未だ生活している街がありました滝沢ダム 名所・史跡
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新しいダム、滝沢ダムは「開かれたダム」を目指し一般者が立ち入れる範囲も広く、案内等も充実しています
滝沢ダム 名所・史跡
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天端から下流方向を望む
真下でラジアルゲートは見えませんが、その軸棒らしきものは見えました
全てがデカいです滝沢ダム 名所・史跡
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滝沢ダムもエレベーターの無料開放を行っていて
ダム下端まで降りる事が出来ます滝沢ダム 名所・史跡
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監査廊の一部も見学可
滝沢ダム 名所・史跡
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約120mを一気に下ります
滝沢ダム 名所・史跡
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地下2階の監査廊です
ダムなので当たり前ですが、あらためて直ぐ向こうに何万トンの水があると思うと少し恐怖を感じます滝沢ダム 名所・史跡
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地下2Fの監査廊は年間を通して温度が安定しているそうです
本日の外気は、30℃を超えていますが、なんとここは13℃程滝沢ダム 名所・史跡
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監査廊の湖底と反対側の端に着きました
B2階の監査廊はダムの下流側の下端より地下なので
地上に向かって階段を上がります滝沢ダム 名所・史跡
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ダム下端に到着、滝沢ダムやはりデカいです
滝沢ダム 名所・史跡
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本日は発電機用利水から放流していました
滝沢ダム 名所・史跡
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下から
①先程の発電機用放流口
②右下の利水放流ゲート
③中央の常用洪水吐ゲート
④最上部の非常用洪水吐ゲート滝沢ダム 名所・史跡
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分かりやすく案内があります
滝沢ダム 名所・史跡
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この非常用洪水吐からの放流はさぞかし圧巻でしょうが、そんな非常時は来て欲しくないし、複雑な心境です
滝沢ダム 名所・史跡
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ダム分の高度を稼ぐために建設された
雷電廿六木橋(ループ橋)雷電廿六木橋 名所・史跡
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再びエレベーターに乗りダム天端まで戻って来ました
滝沢ダムのダムカードはダム左岸にある管理事務所で貰う事が出来ます滝沢ダム 名所・史跡
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「埼玉県」ダムカード収集の旅
全10ダム中第4号(本日の第4号)は
・滝沢ダム
右上の目的記号は「FNWP」
■ F:洪水調節
■ N:流水の正常な機能の維持
□ A:かんがい用水
■ W:水道用水
□ I:工業用水
■ P:発電
右下のダム形式は「G」
■ G :重力式コンクリートダム
□ HG:中空重力式コンクリートダム
□ A :アーチ式コンクリートダム
□ GA:重力式アーチダム
□ E :アースダム
□ R :ロックフィルダム
□ MB:可動堰
なので
滝沢ダムは「洪水調節・流水の正常な機能の維持・水道用水・発電」目的の
「重力式コンクリートダム」という事になります滝沢ダム 名所・史跡
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「滝沢ダム」から移動して
「二瀬ダム」にやって来ました
「滝沢ダム」と「二瀬ダム」は
国道140号線(彩甲斐街道)の旧道を抜けて9km程の距離二瀬ダム 名所・史跡
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二瀬ダム
1961年(昭和36年)竣工の重力式アーチコンクリートダム
堤 高 95.0m
堤頂長 288.5m
クレストゲート 4門
コンジェットゲート 2門
ハウエルバンガーバルブ 1門
今日巡った荒川水系の他のダムは昭和末期から平成に完成した比較的新しいダムでしたが、二瀬ダムは昭和36年竣工の歴史あるダムです二瀬ダム 名所・史跡
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アーチ式ダムと重力式コンクリートダムの「あいのこ」の「重力式アーチコンクリートダム」は初めて見ました。
下流側から見ると重力式コンクリートダムの特徴である下端方面が厚みがあるのが分かりますが、ダム湖側から見ると普通のアーチ式ダムの様です。二瀬ダム 名所・史跡
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二瀬ダムによって作られたダム湖は「秩父湖」
近年出来た、
浦山ダムの秩父さくら湖
滝沢ダムの奥秩父もみじ湖
と比べると、やや小ぶりな湖二瀬ダム 名所・史跡
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ダム天端より下流方面を望む
V字渓谷の秘境にダムを造ったのが良く解ります二瀬ダム 名所・史跡
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ダム天端より下流直下を望む
歴史あるダムだけあって古さと言うか重厚さを感じます
コンクリートの使用量抑制のためのアーチ式なので、重厚さは他のダムより無いはずなのですが、歴史がそれを感じさせるのでしょうか二瀬ダム 名所・史跡
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クレストゲートは昭和36年製
歴史を感じます有に半世紀前の建築物です二瀬ダム 名所・史跡
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二瀬ダムのダムカードはダム左岸にある管理事務所で貰う事が出来ます
最近建て替えられたのか、とても綺麗な建物でした二瀬ダム 名所・史跡
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「埼玉県」ダムカード収集の旅
全10ダム中第5号(本日の第5号)は
・二瀬ダム
右上の目的記号は「FNP」
■ F:洪水調節
■ N:流水の正常な機能の維持
□ A:かんがい用水
□ W:水道用水
□ I:工業用水
■ P:発電
右下のダム形式は「GA」
■ G :重力式コンクリートダム
□ HG:中空重力式コンクリートダム
■ A :アーチ式コンクリートダム
□ GA:重力式アーチダム
□ E :アースダム
□ R :ロックフィルダム
□ MB:可動堰
なので
二瀬ダムは「洪水調節・流水の正常な機能の維持・発電」目的の
「重力式アーチコンクリートダム」という事になります
※多少は融通を利かすのでしょうが(と言うか放流したら違いが分からない)
一応水道目的でのダムでは無いようです二瀬ダム 名所・史跡
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秩父4ダム
・二瀬ダム
・浦山ダム
・滝沢ダム
・合角ダム の4ダムのカードを集めたので、
二瀬ダム管理事務所特製の手作りダムカードを頂きました
シリアル番号を振っていて
貴方は第11,630番目ですと案内されました
手作りにしては中々良い出来、個人的にはこの手の企画物は大好きです
但し周るルートが制限されちゃうので、どのダムを周っても最後の管理事務所で頂けるようになると嬉しいです。
※これから巡る山梨県営ダムの制覇ダムカードは最終地の何処でも貰える様です
但し配布した個別ダムカードに小さな穴を開けられちゃうみたいですが。
さて、埼玉県秩父方面は「下久保ダム」を残すのみとなりましたが、下久保ダムに向かうには再び合角ダム付近を抜ける必要があり非効率、更に下久保ダム周辺には群馬県のダムが多数あるので、後日「群馬南部編」を企画し、その際に訪問する事としました。
しかし折角ここまで来たので、この後は国道140号線(彩甲斐街道)を抜け山梨県に入り「広瀬ダム」あわよくば「琴川ダム」を目指す事としました。
とは言え長くなってきたので、後は「後編」に続きます
※つたない文章&写真に最後までお付き合い頂きましてありがとうございました
引き続き「後編」もご覧頂くと幸いです二瀬ダム 名所・史跡
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旅行記グループ 2017年7月:第3回ダムカード収集の旅 埼玉 & 山梨編
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