2017/05/14 - 2017/05/14
26位(同エリア314件中)
めておら☆さん
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旅の3日目に周った町の中で最も楽しみにしていた町、チステルニーノ。
近隣のロコロトンドやマルティーナ・フランカ同様、丘の上に築かれた白い町ですが、ここはちょっと、いや、だいぶ様相が違います。
その起源は8世紀まで遡り中世の特徴を残しているとは言われますが、通常イメージする中世の街並みともまた異なります。
白一色の世界に一歩足を踏み入れると、家々が複雑にくっつき合い、奇妙なところに施された階段で縦にもどんどん展開している。また、アーチやトンネルも多く、町にリズムがあります。
今まで目にしたことのない街並み、まさにラビリンスと言える不思議な世界に、すっかり魅了されてしまうのでした。
□1日目 5/12 成田空港→ローマ・フィウミチーノ空港→バーリ・パレーゼ空港
□2日目 5/13 バーリ・パレーゼ空港(レンタカー借出)→カステッラーナ・グロッテ→ポリニャーノ・ア・マーレ→モノーポリ
■3日目 5/14 モノーポリ→ロコロトンド→マルティーナ・フランカ→チステルニーノ
□4日目 5/15 チステルニーノ→オストゥーニ→ブリンディジ→レッチェ
□5日目 5/16 レッチェ→オートラント→ガッリーポリ→レッチェ
□6日目 5/17 レッチェ→ターラント→アルタムーラ
□7日目 5/18 アルタムーラ→カステル・デル・モンテ→バーリ・パレーゼ空港(レンタカー返却)→バーリ
□8日目 5/19 バーリ
□9日目 5/20 バーリ・パレーゼ空港→ローマ・フィウミチーノ空港→成田空港
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道 レンタカー タクシー 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
3日目 5/14(日)
「マルティーナ・フランカ バロック薫る、迷路のような町」編のつづき
→ http://4travel.jp/travelogue/11257201
マルティーナ・フランカから再びイトリアの谷を通過して、チステルニーノ(Cisternino)へ、約20分ほどのドライブ。
ロコロトンドやマルティーナ・フランカ同様、イトリアの谷を臨む丘の上に築かれた町で、標高約400mのところにあります。
道すがら、またまたとんがり屋根のトゥルッリが。今日はこのトゥルッリを何度目にしただろう。 -
15:30 チステルニーノ到着。
予約したB&Bのあるカップッチーニ通り(Via Cappuccini)にやって来ました。
今夜の宿は”ディモーラ・カップッチーニ(Dimora Cappuccini)”
この建物に入っています。
B&B Dimora Cappuccini → http://www.dimoracappuccini.it/it/home/ -
B&B周辺は白線で区画された無料駐車場がいっぱい!それがこの宿を選んだ一番の理由です。
建物のすぐ目の前に駐車スペースがあったので、そこに停めました。 -
B&Bの入口です。
インターフォンを押しても返答が無い・・・事前に到着時間を連絡してたのになぁ(-_-;)
すると、突然オーナーのテレーザが現れました。どうやらこの入口の隣でお店をやているらしく、防犯カメラに映った私を見て慌ててやって来たようです。 -
エレベーターが無いので、スーツケースを持って階段をせっせと上がる。テレーザが運ぶのを手伝ってくれました。
確か3階まで上ったと思います。その間の踊り場にまで、ステキなソファや花が飾られていてセンスの良さを感じます。 -
居室の有る階に着きました。このB&Bには部屋が5つあり、全てに女性の名前がついているのですが、私はそのうちの”マリア”という名前の部屋でした。
-
中に入ってビックリ!天蓋の付いてるベッドだぁ~☆
なんとなく天蓋付きってお姫様っぽくて憧れちゃうんですよね。
お姫様でガラじゃないんですけど・・・(^^;) -
ステキ~♪一目で気に入った。
すると、テレーザが「この部屋は一番人気なのよ。以前、映画の撮影に使われたこともあるの。」と話してくれました。 -
あぁ、このベッドで寝るのが楽しみ♪
-
チェストの引き出しを開けると、アメニティーが。
スリッパ備わってるのってウレシイですよね。 -
階段の踊り場にあったソファと同じものが部屋にも。
その向こうにはバスルームが。 -
バスルームも広々。掃除も行き届いててキレイです。
-
シャワーはもちろん取外し可能なもの。固定式は使いにくいですからねぇ。
部屋はとっても快適でした。旧市街にも徒歩5分で行けちゃうし、周辺に無料駐車場がたくさんあるから立地もいいし。
朝食無しで59ユーロだったので、ちょっと高いかなぁ・・・とは思いましたけど。
ちなみに朝食は別料金(確か5ユーロ)で用意してもらえるようですが、だったらBarでいいやと思ってしまう。 -
16:10 さて、いよいよ街歩き開始です!
この日はロコロトンド→マルティーナ・フランカと、イトリアの谷周辺の町を巡ってきましたが、実はこのチステルニーノが、一番楽しみにしていた町なんです。
あ、”イタリアの最も美しい村(I borghi piu' belli d'Italia)”の看板発見!
この村の1つに認定されているチステルニーノはロコロトンドよりも少~しだけ大きいくらいの規模。でも、旧市街はロコロトンド同様、1時間あれば充分回れてしまうほど小さいんです。
ところが、その内部には目にしたことのないような街並みがひそんでる・・・
陣内秀信さんの著書「南イタリアへ!」で紹介されているチステルニーノのイメージに魅了されてしまい、いつか訪れる日を心待ちにしていました。
プーリアに多く存在する”白い迷宮”と例えられる町、その中でもチステルニーノは特別だと言います。
さて、どんな新鮮なオドロキが待っているのか・・・楽しみ♪
ちなみに、”イタリアの最も美しい村”についてはwikiをご参照ください。
→https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%81%AE%E6%9C%80%E3%82%82%E7%BE%8E%E3%81%97%E3%81%84%E6%9D%91 -
B&Bから旧市街へ向けて北西に歩き、マンゾーニ通り(Via Manzoni)に差し掛かると、左手にマルコーニ広場(Piazza Marconi)があります。この広場はイトリアの谷が見渡せる展望台になっています。
また、通り沿いに教会もあります。
”キリスト教会(Chiesa di Cristo)”、新しい教会(Chiesa Nuova)とも呼ばれているようです。
1860年建造の文字通り新し目の教会。小さくて、ファサードもシンプルなのですが・・・ -
横から見るとまるでパンテオンみたいなクーポラと、小さく可愛い鐘楼が付いています。
-
中もいたってシンプル。
主祭壇には20世紀の木製のキリスト磔刑像があります。 -
ただ、クーポラの大きさにはちょっとハッとさせられます。
これはトゥルッリの屋根と同じ工法を用いているそうです。 -
鮮やかな青のストールを掛けたキリスト像は、胸の心臓を見せています。
これは聖心と言って、心臓が人類に対する愛の象徴であることを表しています。 -
聖母子像もありました。
その他は顕著な装飾は無いようでしたが・・・ -
むむむっ、奥の一角に何やら面白そうなものを発見!
-
行ってみると、大きなプレゼーピオでした。
大好きなんですよね~、プレゼーピオ♪
※プレゼーピオとはキリスト誕生のシーンなどを人形で表現したジオラマで、イタリアではクリスマスシーズンになると教会や家に飾られます。 -
プレゼーピオと言えば、まずはキリスト降誕のシーン。
-
でも、プレゼーピオの楽しさはこの庶民の生活の様子を表現した部分なんです。
神聖なものなので”楽しい”って表現は適当じゃないかもしれませんが・・・ -
おもしろ~い♪
-
あ、ラクダに乗った東方三博士も見えますね。
-
ラクダがやけに可愛い。
思いのほか遭遇したプレゼーピオでかなり楽しませていただき、満足して教会を出ました。 -
マルコーニ広場の向いにはこんな塔が建っています。
”ヴェントの塔(Torre del Vento=直訳すると風の塔)”といいます。
チステルニーノはアンジュー家の時代には城壁に囲まれた城塞都市でした。そして、他の城塞都市同様、壁の要所要所に塔が建てられていました。その名残ですね。
正確なところはわかっていませんが、当時は約10ほどの塔があったのではと推測されています。現在は丸い塔が2つ、四角い塔が2つの、計4つが残っています。 -
マンゾーニ通りから見た風の塔。
現在はそこに民家がくっついたり、アーチがくっついたり、面白いですね。 -
マンゾーニ通りをさらに北西に進むと、左手にこんな公園が現れます。
-
この戦没者慰霊碑が目印です。
-
この公園からも、イトリアの谷の大パノラマを臨むことができます。
どこまでも続く緑の大地。そこかしこにトゥルッリのとんがり屋根が覗いています。天気もいいし、風も心地よくて、とても気持ちよかった。 -
公園の向かいには、旧市街の顔のひとつと言える建造物が建ち並んでいます。
左が”ノルマンノ・ズヴェーヴァの塔(Torre Normanno Sveva)”
高さ18メートルのこの塔は町に残る4つの塔のうちのひとつ。
11世紀から12世紀に建てられましたが、16世紀になって安定性を増す為に拡張、その際に外壁も角石を用いて修復されました。最近では1995年にも手が加えられています。
右が”サン・ニコラ・ディ・パタラ教会(Chiesa di San Nicola di Patara)”
カテドラーレ(司教座大聖堂)を持たないチステルニーノにおいて最も美しく重要な教会。
元々中世の教会があったのですが、時代の流れとともに改修や修復を繰り返し、1848年にはファサードを一新しました。それが現在のネオクラシック様式の姿となっています。
この塔と教会の間が旧市街の入口で、”グランデ門(Porta Grande)”と呼ばれています。ここから通りを真っ直ぐ行くと、中心であるヴィットリオ・エマヌエーレ広場(Piazza Vittorio Emanuele)に辿り着きます。
観光のスタートはここからがオススメです。
・・・が、旧市街に入る前にツーリストインフォメーションに行って地図をもらおう。 -
ノルマンノ・ズヴェーヴァの塔から少し北西に進むと、サン・クィーリコ通り(Via San Quirico)に入ります。橋のようになっている通りで、別名”マドンニーナの橋(Ponte della Madonnina)”と呼ばれています。
写真のような通りで、奥にサン・ニコラ教会が半分見えてます。
ここに、ツーリストインフォメーションを示す案内板が出ているのですが(写真右下)、矢印が指す建物を見ると・・・ -
たぶん、このドアだと思うけど、看板も出てないし、閉まってるし。
どうなってんの?!
仕方なく地図をもらうのは諦めました。事前に色々書き込んだGoogle mapが頼り。ま、小さい町だからどうにかなるだろう。
※ちなみに、インフォメーションの正確な場所はチステルニーノ旅行記の後編で明らかになるのでした・・・ -
サン・クィーリコ通りをさらに北西に進むと、こんなステキな塔があります。
”アマーティの塔(Torre Amati)”
17世紀から18世紀の間に、元あったアマーティ邸の一部に付け足して建てられました。塔の右側、2階に3つのアーチを持つのがアマーティ邸です。
アマーティ(amati)は直訳すると”恋人達”の意味ですが、おそらく他の多くの邸宅がそうであるように、所有者の名前からとっているのではないかと思います。正確なところはわかりませんけど。
塔って大体崩れかけた城壁にくっついてることが多いですが、こんな風にエレガントな邸宅にくっついてるって、ステキです☆ -
さて、ノルマンノ・ズヴェーヴァの塔とサン・ニコラ教会の間のグランデ門から旧市街に入って行きます。
写真はノルマンノ・ズヴェーヴァの塔の南東側。3つのアーチと、その奥に階段が見えます。今思えば上って行けたのかな??
余談ですが、ズヴェーヴァ(sveva)とは6代に渡り神聖ローマ帝国の皇帝を排出した、ドイツのホーエンシュタウフェン王家を指します。
イタリアではフリードリヒ2世(イタリア語だとフェデリーコ2世)がシチリア王となってからホーエンシュタウフェンの支配が始まります。
フリードリヒ2世はプーリアをこよなく愛していたと言います。その為か、プーリアには彼ゆかりの建造物がいくつか残されています。代表的なのはアンドリアの郊外にあるカステル・デル・モンテですね。 -
サン・ニコラ教会のファサード。シンプルです。
まずは中に入ってみよーっと♪ -
・・・おっと、ミサ中だった(汗)
後でまた来てみることにします。
まずは街歩き、街歩き。 -
”司祭の邸宅(Palazzo Vescovile)”
もはやボロ板でつぎはぎされていますが、1560年建造のこの建物、かつてはモノーポリの司祭の住居であったことからその名がついています。チステルニーノの男爵の住まいでもあったので、またの名を”男爵の邸宅(Palazzo Baronale)”。 -
ちなみに、これは立て看板に描かれていた在りし日の邸宅の絵。
修復すればいいのになぁ・・・もったいない。 -
白塗りの壁が連なる、狭~い路地を歩いていく。
-
こんな狭い路地なのに、レストランのテーブルが並ぶ。
いつどんな状況でも、外で食べるのが好きなイタリア人。 -
”ヴィットリオ・エマヌエーレ広場(Piazza Vittorio Emanuele)”
町の中心にある広場です。小さいチステルニーノのサイズに合った広さ。でも町で一番賑わう場所。 -
この広場には町のシンボルである”時計塔(Torre dell'olorogio)”があります。
19世紀に建てられたネオクラシック様式の塔です。 -
時計の濃紺っぽい文字盤がオシャレだなぁ~。
-
広場の一画にあるアーチ。
歩くにつれ気づくのですが、この町はとにかくアーチと階段が多い!どの建物にも必ず付いているんじゃ?というほどです。
それがチステルニーノの町を形成している最大の特徴であり、街並みに魅力的なアクセントを加えている要素なんです。 -
また狭~い路地。
あえてこんな狭いところを歩くのが楽しい♪ -
こんなすごく複雑な構造の家が多いんです。狭い階段が一つの建物に3つ、4つとくっついてることもある。
-
どこを見渡しても白い壁の街並み。
でも、明らかにこれまで見てきた白い町とは様子が違います。
なんだぁ、この複雑な構造?!どこからどこまでが一世帯なのか、境目がわかりません。
面白い、面白い!すぐにチステルニーノの街並みの虜になっていきます。 -
おしゃべりしながら歩くオバさまたち。のどかな空気が流れています。
小さな町の、小さな日常が微笑ましい。 -
事前にチェックしてたジェラート屋さんに差し掛かったので、ちょっとジェラート休憩♪
”レーラ・グラチャーレ(L'Era Glaciale)”というお店です。
Via Santa Lucia, 9/11, 72014 Cisternino
Tel:+39 320 796 3853 -
店内はこんな感じ。
感じのよい女性が迎えてくれました。
まずは2ユーロのコーンをオーダー。2フレーバー選べます。 -
う~ん、何にしようかな。
ジェラートをオーダーする時ってすっごく悩む。悩むけど定番になっちゃう・・・ -
でもなぁ、たまには違うの食べたいなぁ・・・
と悩んでいると、店の奥から気のいいおっちゃん登場!
オススメは何か訪ねると、2種類味見させてくれました。 -
それがこの2つ。
クリームベースにオレンジピールとチョコレートが入ったもの(左)と、ラムベースにアーモンドの粒が入ったもの(右)。
どちらも初めて試す味です。 -
「記念に写真撮らせて~!」とお願いすると、快くポーズをとってくれました。
右がオススメのフレーバーを試食させてくれたおっちゃん。フレンドリーさが顔に出てます。 -
そして手渡されたジェラート。ちょっぴり生クリームも乗せてもらいました。
これで2ユーロはお得って思うくらいずっしり。
そして味も絶品でした。おっちゃんのオススメ大正解♪ -
今日も3つの町を巡りたくさん歩いているので疲れてましたが、ジェラートで元気回復!街歩きを続けます。
白い壁に映える洗濯物(笑) -
トンネルのようなアーチもたくさんあります。しかも、トンネルの中にまでお店や家の入口がある。ホントにオモシロ~イ♪
-
こりゃまた複雑な構造してる一画!
一体何階層になってるのかも正確にわからない家。横もどこからどこまでが繋がってるのかわからない。
こんな摩訶不思議な街並に、どんどんハマっていきます♪
そして写真の左手、実は教会があるんです。 -
”サンタ・ルチア教会(Chiesa di Santa Lucia)”
すっかり民家と一体になっちゃってます。 -
サンタ・ルチア教会は通りの角にあるので、2つの通りに面してそれぞれ扉があります。
一方(写真左)は入口上部に小さな窓がついているだけですが、もう一方(写真右)は円の中にテンペラ画で聖ルチアが描かれています。上部に小さな鐘楼も見えますね。 -
聖ルチアのテンペラ画。
殉教の際、目玉をくりぬかれた聖ルチア。その為、彼女のアトリビュートは目玉になっています。だから、彼女の図像はいつも手に目玉を持ってる・・・
ちょっとホラーです(゚Д゚||) -
17世紀に建造された、小さな小さな教会。内部は四角いスペースがひとつだけです。
祭壇には十字架、その下の壁龕には18世紀のフレスコ画がわずかに残っています。 -
天空から祝福を授けるキリストが描かれているのですが、かろうじてわかるほどしか残っていません。
右手には聖女が描かれていますが、誰かは判明していないそうです。左手も聖女が描かれていましたが、頭の一部しか残っていないのでこちらも不明。 -
祭壇の左手にも壁龕があり、そこには聖ルチアの像が。カルタペスタというレッチェ伝統の紙粘土工芸によって作られています。
精巧なので、石像かカルタペスタか判別できません。 -
ほら、やっぱり目玉持ってる!!
血管の赤まで塗られていて、超リアル((((;゚Д゚)))) -
サンタ・ルチア教会を出て、また歩き始める。
歩くにつけ、ステキな町の表情に出くわします。 -
またトンネルだ。
複雑な構造が作り出す、様々な光と影。それもまた、町の表情にアクセントを加えています。 -
”ピッチェンネ門(Porta Piccenne)”
旧市街の北端にある門。ピッチェンナ(piccenna)とはプーリアの方言で、”小さい(piccola=ピッコラ)”という意味。
街歩きをスタートしたグランデ門から、対角のピッチェンネ門まではわずか200m足らず。それほど小さな町なので1時間もあればほぼ回れてしまうかも。
でも、オモシロイ風景がそこかしこにあるので、知らず知らずに歩みが遅くなってしまいます。
ピッチェンネ門から一旦旧市街の外に出て、ウンベルト1世通り(Corso Umberto I)を北東に進みます。 -
ウンベルト1世通りを少し歩くと、通り沿いにまたアーチが。
アーチの向こうに覗く白い世界に戻りたい衝動をグッとこらえ・・・ -
”サン・カタルド教会(Chiesa di San Cataldo)”にやって来ました。
1772年から1783年にかけて建てられてたバロック様式の教会。バロックにしてはごくごく控えめなファサードです。 -
最上部には聖カタルドの像が。
彼はアイルランド出身ですが、ターラントの司祭として生涯を終えました。 -
扉と聖カタルド像の間には聖霊の象徴である鳩が象られたステンドグラスの窓。
-
左右についてるグルグルがとても気になる・・・
-
中は町同様、白一色の世界。
シンプルですが、高い天井が厳かな雰囲気を醸し出してます。 -
1789年に作られた、白大理石の荘厳な祭壇。
高さのある祭壇。4本の円柱の存在感が引き立ちます。 -
中央には、司祭服をまとい、訴えるような眼差しを向ける、聖カタルドの石像。
-
主祭壇の左手にも祭壇があります。
-
中央には聖母子像が。近寄ってみると・・・
-
”ロザリオの聖母(Madonna del Rosario)”でした。
幼子イエスと聖母の手にはロザリオが握られています。 -
こちらもロザリオの聖母ですが、先ほどのものとは全く趣が違います。
白地に黄金の刺繍が入った衣装、王冠もゴージャスです。 -
幼子イエスの髪が長い巻き毛なので、まるで女の子のようです。
-
キリストの受難を表した像もありました。
木製かなぁ、カルタペスタかなぁ・・・プーリアに来てから、その違いがわからなくなってます。 -
サン・カタルド教会を出て、ウンベルト1世通りを南西にぶらぶら歩きます。
ここは町の主要な通りの一つで、お店が軒を並べます。 -
イチオシ
ある店先のディスプレイが可愛くて、1枚撮りました。
ラブラブカップル用の食卓ですね~。私には縁が無いけど(-_-;) -
ウンベルト1世通りにも、一風変わった建物が並びます。旧市街の中のそれとはまた違ったオモシロさ。
横に連なった建物ではあるけど、前に張り出した部分や、アーチ、階段が不規則にくっついてる。山小屋のような屋根の形も面白い。 -
これも、どこからどこまでが一つの建物なのかわかりません。階段でどんどん上に展開していって、変なところにドアや窓がついてるし。
見れば見るほどオモシロイ。 -
ウンベルト1世通りの途中に旧市街に抜けるトンネルがあったので、ここからもう一度旧市街へ戻ります。
このトンネルの中にも、やっぱりお店がある。そしてこういったトンネルの上にも、当然のように住宅が重なっているんです。 -
どこに出たかわからなくなったけど、テキトーに歩いていれば中心のヴィットリオ・エマヌエーレ広場に出るので心配いりません。
-
イチオシ
うわぁ~、ステキな建物☆
回りが白塗りの家ばかりなので、ひときわ目を引きます。
バルコニーを花や緑で飾るセンスの良さにも、いつも感嘆させられます。 -
チステルニーノはロコロトンドと規模や人口が似ているし、イタリアの最も美しい村に認定されている点で同じなのですが、ロコロトンドが観光客で溢れていたのに対し、こちらは比較的静かでした。
チステルニーノの方が少し寂れた感があるからかな?
でも、私はこっちの雰囲気の方が好きだなぁ。 -
そろそろお腹もすいてきました。
チステルニーノでは何を食べるか、これは日本にいる時から決めていました。
チステルニーノは白い迷宮都市であることの他に、”肉の町”としても有名なんです。旧市街のあちこちに肉屋さんがあるのですが、その肉屋さんの店頭で食べたい肉を選び、焼いてもらったものを店内で食べる、というスタイルが特徴。
私が事前にチェックしていたお肉の店”アンティコ・ボルゴ(Antico Borgo)”の前を通りかかったので、先にメニューを確認♪
”ボンベッタ(Bombetta)”という肉をぐるぐる巻いて焼いたものが名物。”小さな爆弾”という意味を持つのは、その形状はもちろんですが、爆弾級のカロリーだから?なんても考えたりします。
でも、そんなの気にしな~い!今日はガッツリお肉食べるぞ~!
さて、開店時間までもう少し街歩き。 -
ぶらぶら歩いてたら、通りで遊ぶ子供達に遭遇。
東洋人が珍しいのか、遊びをやめてみんなで寄って来ました。
「記念に写真撮らせてね~。」と言ってシャッターを押すと・・・
なぜかみんなでこのポーズ(汗)
「どうして顔かくすのぉ~?!せっかくなんだから、ちゃんとしよ、ちゃんと!」
と言うと・・・ -
ちょっとテレながらも撮らせてくれました。
とっても子供らしくて元気。
近年、外で元気に遊ぶ子供の姿をあまり見かけなくなった日本が、ちょっと寂しく感じました。
とりあえず前編はここまで。
後編も続く街歩き、そして待ちに待った晩ご飯です♪
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この旅行記へのコメント (4)
-
- マリアンヌさん 2017/07/17 13:43:39
- イトリアの谷
- めておらさん、こんにちわ。
ちょっと行事が立て込んで、ブログ見遅れてしまって…
働きかた改革の関係行事(といっても遊び)でフランスの革命記念日にワイン勉強会と称して職場仲間の友人のフランス人とミーティング後、フレンチ食べながらワイン飲んだり。
(少ししか飲めないので一口飲んでは人にあげてたけど)
チステルニーノも懐かしい〜☆
可愛いB&Bに泊まったのね。
あの教会広場からトルッリがあちこちに見えてイトリアの谷だなぁって感動したこと思い出しました。さくらんぼ買って食べたなぁ。
めておらさん、教会たくさん行ってるね。
私は、時間がなかったから街歩き中心であまり入れなかった。
おかげで楽しませてもらいました。
聖ルチア、ついチェックしちゃうよね。目玉がリアル!
私も陣内秀信さんの著書「南イタリアへ!」を読みました。
白の迷路、魅力的ですよね♪
子供たちとの出会い、可愛いね〜
私、現地の人に撮っていいですか?って聴くのがなかなかできなくて…
旅は出会いが想い出になるもんね。
めたおらさんは、喋れるからコミュニュケーションとれていいなぁ。
マリアンヌ
- めておら☆さん からの返信 2017/07/17 16:39:07
- RE: イトリアの谷
- マリアンヌさーん、毎度どもです♪
忙しのに旅行記見てくれて、かつコメントも・・・恐縮です!ありがとう(T_T)
> 働きかた改革の関係行事(といっても遊び)でフランスの革命記念日にワイン勉強会と称して職場仲間の友人のフランス人とミーティング後、フレンチ食べながらワイン飲んだり。
> (少ししか飲めないので一口飲んでは人にあげてたけど)
↑↑↑
え〜、なんかマリアンヌさんの遊びって、ワールドワイドだね!しかもオシャレ〜〜☆
私はこの暑さの中クーラーきかせた部屋で”旅行記仕込み&昼はザルそば&ときどき昼寝”だったというのに(汗)
せっかくのワイン、残念だったね〜。我々飲めない者同士は、こんな時ちょっと寂しいですな・・・
> チステルニーノも懐かしい〜☆
> 可愛いB&Bに泊まったのね。
そうそう、ガラにも無くカワイイ部屋でした(^^;) 事前にどの部屋か知らされてないから、入ってビックリしたよ。
> あの教会広場からトルッリがあちこちに見えてイトリアの谷だなぁって
> 感動したこと思い出しました。
そう、あの風景は感激でしたね!プーリアの豊かな自然とゆーっくり流れる時間を実感させられる風景。さくらんぼ買って食べたの?イタリアのさくらんぼって、甘くて美味しいよね♪
> めておらさん、教会たくさん行ってるね。
> 私は、時間がなかったから街歩き中心であまり入れなかった。
そうだよね、教会って美術品の宝庫だから、ひとたび足を踏み入れるとけっこう時間かかってしまって・・・でも、街歩きしながら教会見つけるとどうしても入りたい衝動にかられる・・・
すごいですよね、あんな素晴らしいものが無料で公開されてるって。最近はしっかり入場料取る教会もあるけどね。
> 私も陣内秀信さんの著書「南イタリアへ!」を読みました。
> 白の迷路、魅力的ですよね♪
建築史家だけに、通常の観光ガイドとは全く違った目線で町をとらえてて。あれ読んでると、自分がその町を歩いてる気分になります。
> 子供たちとの出会い、可愛いね〜
> 私、現地の人に撮っていいですか?って聴くのがなかなかできなくて…
私、旅の恥はかき捨て的なところあって。だから現地の人には変な日本人て思われてるかも・・・あ、日本人の顔にドロ塗らないように気をつけなきゃ(汗)
マリアンヌさんもがんばってイタリア語勉強中でしょう?マリアンヌさんは向上心ありそうなので、きっとすぐにペラペラになると思う。
私も普段使わないからどんどん忘れるので、少しずつでも継続しなきゃ〜〜
ではでは、毎日暑い日が続くので、ご自愛くださいね。
めておら☆
-
- るなさん 2017/07/14 01:57:25
- チステルニーノ♪魅力的〜
- めておら☆さん、Buonasera〜
いやぁまいりますね。どこ行こう!!(笑)限られた日数でどこに泊まるか?どこの街歩きをするか?ローマを削ればもっとプーリアを歩けるんですが、でも、大好きなローマは捨てがたい。
チステルニーノはさほど著名じゃないですよね。とりあえず私はオストゥーニに行ければって思ってはいるんですが、ここもやっぱりいいな〜
白い街が点在してますが、どこも同じように見えちゃうので1つか2つ行ければって思ってます。
アーチと階段なんて、私の大好物の連続♪しっかしまぁ複雑な建物構造で、どこからどこがひとくくりなのかファジーですね。
それにしても可愛いB&Bですね。イタリアやフランスってどうしてこうB&Bがこじゃれてるんだろう?って思ってしまう。
宿を決めるのも楽しみなんですよね♪天蓋ベッドはやっぱり姫になった気分で女の子心をくすぐられます(あっ、ちなみに私も姫ってタイプじゃないですけどね 爆)
大きなプレゼーピオ!プレゼーピオって言うとナポリを思い浮かべます。
お天気が良くて良かったですね〜
こんな白い街、背景がグレイッシュだったら同化しちゃいそう。青空だからこそ映えるってもんですね。
そうそう、こんな細い道にもテーブル並べちゃうのがイタリア人、ってか欧州人かな。
ジェラートが美味しそう〜これで2euroとは安い!!!イタリアで食べるジェラートはほぼ外れがないですからね。
あぁぁ、どこ行こうか迷いに迷います(笑)
また迷いそうだけど、続き楽しみにしてますね♪
Ciao、るな
- めておら☆さん からの返信 2017/07/14 09:04:39
- RE: チステルニーノ♪魅力的〜
- るなさん、ciao ciaooo〜!
いつもいいね&コメントありがとうございます。
> 限られた日数でどこに泊まるか?どこの街歩きをするか?ローマを削れば
> もっとプーリアを歩けるんですが、でも、大好きなローマは捨てがたい。
わかるぅ〜、そのジレンマ!私もローマは歴史と教会の宝庫なので大好きなんですが、どうしても小さな町巡りを優先してしまって・・・
ローマって、日本からまず最初に辿り着く場所だから、どこかで”いつでも行ける”みたいな安心感があるのかな。後手にまわってしまいます。
> 白い街が点在してますが、どこも同じように見えちゃうので1つか2つ
> 行ければって思ってます。
そうですね、確かに白い町は見続けてると同じような表情に感じてきてしまうかも・・・でも、チステルニーノはやっぱり全然違いますよ。ただ、日程が限られているならやはり代表的なオストゥーニを訪れるといいかと思います。チステルニーノより断然規模もインパクトも大きいし、見所も多いですしね。
私的にも、マルティーナ・フランカやロコロトンドよりならオストゥーニがいいと思うなぁ。
1ヶ月くらい仕事休めたら私もいろんな町を訪れたいと思うのですが、それは絶対無理で・・・いつも8〜9日の限られた日程なので、行く場所のチョイスはものすごく悩みます。
> アーチと階段なんて、私の大好物の連続♪
ですよねぇ〜♪それに街灯なんか加わろうものなら、もぉ、ノックアウトです。
> それにしても可愛いB&Bですね。イタリアやフランスってどうして
> こうB&Bがこじゃれてるんだろう?って思ってしまう。
私はイタリア以外は知らないのですが、フランスこそオシャレな宿が多そうですね。あまり宿にはこだわらない方なので、いつも安宿に泊まってるんですが、それでもカワイイB&Bだと疲れて戻ったときに安らぎますね。
> あっ、ちなみに私も姫ってタイプじゃないですけどね 爆
うそ〜、写真にチラリと登場するるなさんいくつか見ましたけど、ステキでしたよ。私はね、ほんとにいつも汚い格好で歩いてるんで(^^;)
> 大きなプレゼーピオ!プレゼーピオって言うとナポリを思い浮かべます。
そうそう、本場ナポリの素晴らしいですよね。あ〜、またナポリにも行きたくなっちゃう!
> お天気が良くて良かったですね〜
> こんな白い街、背景がグレイッシュだったら同化しちゃいそう。青空だからこそ映えるってもんですね。
うん、おっしゃる通りだと思います。空の青があるから、家の白とのコントラストが映える。曇り空だったら物寂しい雰囲気になっちゃいますもんね。
> そうそう、こんな細い道にもテーブル並べちゃうのがイタリア人、
> ってか欧州人かな。
そか、欧州人一般に言えることなんですね(^^;)
だって、どしゃぶりで、私なんか寒くて震えてるときでも外で食べてましたよ。どんだけ外好きなの?って(笑)
るなさん、来月はフランスでしょう??すごいなぁ、色んなところに行かれるんですね。私はイタリアばっかりだから、るなさんの旅行記でバーチャルツアーさせていただきますね。
では、準備がんばってください!
めておら☆
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