2017/05/19 - 2017/05/22
540位(同エリア3721件中)
カッツェさん
かねてから、行ってみたかった長崎。遠藤周作の小説「沈黙」は20年以上も前に読んだが、今年、巨匠マーティン・スコセッシ監督による映画が日本で公開され観に行った時に、なぜか「長崎に行くなら、今かな・・・」という気持ちになりました。
今回のメインは現地発の文学ツアー。遠藤周作文学館はもちろんのこと、個人では行きにくい森の中のキリシタン神社なども訪れました。駆け足ですが観光バスにて約半日の長崎観光もしました。
正味2日間の滞在では、見足りませんでしたので、またじっくり滞在したい街です。
1日目 夕刻、北海道の空港から羽田乗り継ぎで、夜遅く長崎着
2日目 観光バスで、長崎名所めぐり。 終了後、夕方、西坂の二十六聖人殉教の地と記念館、記念教会に行く。
3日目 遠藤周作と「沈黙」の舞台をめぐるツアーに参加。夜、中華街で食事
4日目 朝、出島のあたりを散歩。 午前の飛行機で長崎発、羽田乗り継ぎで夕刻、北海道着
- 旅行の満足度
- 4.5
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「沈黙の碑」から、歩いてすぐの「外海歴史民俗資料館」へ。考古、民族、そしてキリシタン関連の宗教資料が展示されています。
このあたりは「出津文化村」と呼ばれ、キリスト教関連遺産が保存、公開されています。 -
「出津文化村」へ。
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ド・ロ神父さまの像
1873年、明治政府になって禁教令が解かれた後、フランス人のマルク・マリー・ド・ロ神父というかたが、この外海地区に赴任してきました。 -
ド・ロ・神父記念館
神父が、この地のために役に立ちそうなものを、フランスから取り寄せました。
建築、医療、食品の製造などのための当時としては、進歩的な西洋の道具を展示しています。 -
ビワの木。あちこちにあります。
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神父様の像の下に可憐なお花。
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潜伏キリシタンが多く住んでいた出津(外海地区)のために、私財を投じて貧しく厳しい暮らしをしている人々の力になりました。
教会堂の建造、女性が自立できるよう、パンやそうめん、マカロニなどの製造を手掛けます。今も「ド・ロ様そうめん」がこの地の名産品です。 -
出津教会堂へ向かいます。
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見えてきました。
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しかし、たどりつくには、しばし歩きます。
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遊歩道のような道を10分くらい歩いたでしょうか。
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ド・ロ様がいつも歩いていた道だったようです。
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出津教会堂。
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風の強い土地なので、屋根をわざと低く作っているそうです。
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ド・ロ神父と信徒が力を合わせて作り上げた教会。
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鐘楼。
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青い空とマリア様の像。
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出津文化村。
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穏やかな海。
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さて、ここからバスでバスチャン屋敷跡に向かいます。
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バスを降りてから、うっそうとした山道を徒歩で登ります。
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バスチャンとは、外海地区で隠れながら活動していた日本人伝道師。バスチャンが隠れていたとされる山林に(後から)建てられた小屋。
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近くに小川が流れています。スコセッシ監督もシナリオハンティングにここを訪れたそうです。
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映画の中でもロドリゴがこのような(もっと質素な)小屋にかくまわれてました。
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急な山道です。往復で多分15分から20分歩いた気がします。ちょっとしたハイキングです。木陰で涼しいので助かりました。
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このバスチャンは「7代先に黒船で神父がやってきて、毎日コンヒサン(告白、懺悔)できるようになる」と予言していたそうです。
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