2017年2回目　台湾（台北） 親父コンビのディープな旅日記2 【現地２日目】

2017/06/17 - 2017/06/17

　今年３月の初台湾（台北）の旅から３カ月経過。やはり、台湾は親日国で居心地が良かったので、早くも２回目の旅です。
　今回のエアチケットですが、関西空港に近い某市への「ふるさと納税」の返礼（ピーチポイント）を使ったので、費用はほとんど掛りませんでした。
　なお、今回も４トラ友達の「Ｔさん」と親父コンビの旅。前回は定番コースだったので、今回はディープなスポット探検に挑戦しました。
　
　ちなみに、今回の旅程と費用は以下のとおり。

■６月１６日（金）

　大阪関空⇒台湾桃園（ピーチ）　往復￥２，１９０円
　　　　　　　　※返礼のピーチポイントで▲２０，０００円
　　　　　　　　　　　

□國宣大飯店＠台北：４泊５日　

　朝食付きダブル　合計￥２０，０４２（１泊￥５，０１１）


■６月２０日（火）

　台湾桃園⇒大阪関空（ピーチ）

エリア 台北(台湾)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: Agoda

■２０１７年６月１７日（土）　第２日目

本日も朝から雨模様です。。。

第２日目の作戦ですが、当初はホテルの食事をパスして、毎朝行列ができる超有名な「阜杭豆漿」にて食事する予定でしたが、、、

昨晩遅くなって疲れもあったので、「Ｔさん」の帰国日１９日（月）に延期して、ホテルの朝食を摂ることにしました。

まずは簡単に滞在ホテルの紹介です。

ホテルのフロントの風景です。

ピンクの制服の女性が、「Ｔさん」にお誕生日ケーキをプレゼントしてくれた日本語達者な女の子です。

なお、フロントのロビーには、ソファーなど座るところが無いのと、宿泊者用のパソコンなど全くありません、、、普通のホテルとちょいと違う雰囲気です。

部屋は最上階（６階）のダブルベッド。ベッドの長手方向がちょいと寸足らず。

私のカモシカのような足？？でちょうどなので、外国人には使いにくいように思います。。。

液晶テレビと小さな冷蔵庫。

冷蔵庫には無料のミネラルウォーター２本だけ。

風呂場は結構広いです。
バスタブがあるのは嬉しいのですが、私のスリムな体系？？ではちょいと小さい、、、
また、湯量がチョロチョロだったのが残念。

ちなみに、「Ｔさん」は５階の部屋でしたが、湯量は問題なしとのことで、私の部屋だけの問題のような、、、

なお、アメニティ類は必要最小限は揃ってます。

なんで、こんなものが置かれているのか？？　ディープですね、、、

朝食会場は地下１Ｆですが、時間がＡＭ７時３０分～と遅いのが難点です。

階段を下りていくと、こんな感じ。

本日はＡＭ７時３０分に行きましたが、ほぼ満席でした。

客層は、日本人もいますし、現地人カップルや女性同士もいて、至って普通な客層で、一番怪しいのは我々「親父コンビ」ぐらいです。

ビュッフェ形式。

朝から食べ過ぎた～。。。

食べ終わったら、ＡＭ８時。

最初に行く予定のスポットが、ＡＭ９時３０分からの開店なので、作戦協議の結果、「Ｔさん」の提案にて、ホテル近くの地元向け夜市に行くことになりました。

この「雙城街夜市」は、晴光市場に隣接して屋台が立ち並ぶ、Ｂ級グルメの宝庫とのこと。また、朝と夜のローテーションで違う屋台が出現するそうな。。

雨の中、傘をさしながら、目的地へテクテク。

途中、大きな中学校を横目に、、、

この辺りのようですね、、、ディープな雰囲気が漂ってます。

周辺の探索開始。

こちらが「晴光市場」のようです。朝早いので、多くの店は閉まっています。

「Ｔさん」が目を付けていたデザート系のお店も閉まってます。

「雙城街夜市」に出ると、前回の旅で好きになった「麺線」の屋台を発見。

さっき、ホテルで朝飯を食べたばかりなので「小」（５０台湾ドル）を注文。
とろっとしたスープに、具の大腸と牡蠣がとっても美味しい。

此処は、今回の旅で美味しいと思った数少ないお店の一つです。

屋台のオジサンもとても親切で、朝から雨模様ですが、気分は晴れやかになりました。

食後も近辺を探索。こちらも、「Ｔさん」が目を付けていたドーナッツのお店ですが、朝早いので閉まってました。。。

そろそろ良い時間になったんで探索終了。

最初の目的地へ移動するために、近くのＭＲＴ「中山國小」駅へ。

これで、中和新蘆線（オレンジライン）を制覇。

この駅で、淡水信義線（レッドライン）へ乗り換え。

「中山」駅にて下車。

目的地への地図です。

なんだかディープな雰囲気。。。いいねぇ

ここかな？？

正解！

こちらは「日星鑄字行」という台湾に残るただ１軒の活字屋さんです。
店内には活版印刷用の活字がずらり。

昨今のプリンター普及で衰退の一途をたどる活版印刷ですが、台湾ではここだけしかなく、また繁体字を鋳造販売しているのは、全世界でもこのお店だけとのことです。

実は、日本で台湾旅行番組で紹介されていたのを見て、是非行ってみたいと思ってました。

ここでは、活字を選んで、自分でオリジナル印鑑を作ることができます。

自分で必要な活字を探しても良いのですが、活字に手を触れると購入しないといけないのと、素人が膨大な数の活字から探すのは難しいので、店員のオバサマに、必要な字と字体を伝えると、、、

あっという間に活字を探し出して、目の前で印鑑を作ってくれます。

こちらは、活字の製造機のようです。

お店のデザインにもなってます。

これが購入した印鑑。裏にはお店のデザインが、、

モザイク入ってますが、私の名前の活字４つが組み合わさって印鑑になってます。

お土産に、嫁と娘用に持って帰ったのですが、、、
「ふーん。何に使うの？？」だって。彼女達とは価値観を共有できません。

でも、３つ印鑑作って５４０台湾ドルは、安くて良いお土産だなと自己満足。

さて、ミッションクリアしたので、次のスポットへ。

「中山」駅から淡水信義線「台北」駅を経由して、板南線「國父祈念館」駅へ。

これにて板南線（ブルーライン）も制覇。

前回も来ましたが、何故か閉館していたので、今回リベンジです。

今日は、開いているようです。

衛兵交代式まで、少し時間があるので、ウロウロ探索。

台北１０１が良く見えるのですが、天候が悪くてちょいと残念。

祈念堂の回廊には、老若男女の憩いの場になってます。

どうも人が多いなと思ってたら、大学の卒業式もやってました。

館内の様子。

衛兵さんは凛々しいですね。

姿勢チェックされてます。１時間もよく耐えているもんだね～。。私には真似できません。

まだ時間があるので、館内の展示室を見学。。。

展示室は無料開放しているんですね。素晴らしい。

國父（孫文）は、１００台湾ドル札の肖像でしたね。今更ながら気付きました。

そろそろ衛兵交代式の時間です。２Ｆから眺めることに。

始まりました、、、

一糸乱れのない動き。これは一見の価値ありですよ。

おおよそ１０分くらいの儀式で衛兵交代完了。これから１時間頑張ってや～！

現在ＡＭ１１時１５分。

雨の勢いが更に増してきましたが、、、

昼飯の目的地まで、雨ニモマケズ風ニモマケズ、テクテク移動。

無事到着。

ちょいと早い昼飯。
２人前用の一番小さな鍋にしたんですが、、、結構なボリューム。

なお、最初の鍋は、脂身の多い豚肉ですが、別皿で「豚肉」「牛肉」「羊肉」のうち２つを選べます。

なので、「牛肉」「羊肉」をチョイス。

ソースは、レシピ通りにセルフで混合します。レシピは胡麻ダレベースですが、勝手に醤油ベースのソースも別に作りました。

オリジナル醤油ベースも中々美味しかったです。

朝食も昼食もボリュームたっぷりで大満足。

その後、デザートは別腹ってことで、近くの「アイスモンスター」へ移動。

前回初めて食べたときは、あまりにも想像していた食感と違って感動しましたが、、、今回も裏切られることはなかった。。。

まだ食べたことない人は、是非お試しあれ。。。２５０台湾ドルの価値あり。

少食の「Ｔさん」も結局完食されました。

その後、ＭＲＴ板南線「忠孝教化」駅にて乗車。「台北」駅を経由して、淡水信義線「台大醫院」駅へ移動。

駅を出ると、公園内に目的地の「２２８紀念館」がありました。

紀念館の入口です。こちらの施設も無料開放してます。素晴らしい。

入ってすぐにあるビデオルーム。日本語での解説だったんですが、、、日本の統治時代も含めて、長い歴史背景が複雑に絡み合っているようで、正直よく理解できませんでした。

この紀念館は、もともと日本統治時代に「台北放送局」というラジオ放送局が設置されていて、二二八事件で多大な犠牲を出した発端の場所だそうです。

写真は、当時の放送機材です、、

１９４７年２月２７日、ある闇タバコを売る女性が警察に取締りを受け、暴行され、周囲の民衆が助けようと集まったのがきっかけで警察側が発砲し、市民の一人が銃弾に倒れたことが発端だったそうです。

ちょっと重苦しい気分になりましたが、見学後、近くにある総統府へ。

立派な建物でした。

平日の午前中は建物内の見学が可能らしいですが、もう午後ですし、あまり時間もなかったので、遠目に見学して終了。

ＭＲＴ「台大醫院」駅まで公園内を歩いてると、大きなリスを発見。

近付いていくと、逃げられました。。

実は、この時点で、昨日から雨で歩きにくい中、スリッパで歩きっぱなしだったせいで、股関節あたりの痛みが酷くなり、普通に歩くのも苦しくて、、、

公園内のベンチにて休憩。

すると、人懐っこいスズメが近くに、、、

隣の兄ちゃんが、餌付けをしてました。。。

暫くすると、たくさんのスズメが集合！！

痛みが少しマシになったんで、ＭＲＴ「台大醫院」駅から「雙連」駅へ戻ってきました。

駅近くにあった、まだ開店間もないマッサージ屋さんに飛び込む。

全身マッサージ（８００台湾ドル）をしてもらったんですが、これが効果絶大。

施術後、少し痛みが治まったので、マンゴーかき氷で有名な「冰讃」へ行くことに。

ここは、１年の中でマンゴーが取れる季節だけ営業しているらしい。

店内は家族経営のようで、、、お客は次から次に。雨が降っているのに、外には待ち行列が出来てました。さすが人気店。

マンゴーかき氷（１５０台湾ドル）を注文。

確かに美味しいが、やっぱり「アイスモンスター」の方が良かったです～。。

その後、ホテルに戻って休憩。語学レッスンを終えて、、

その後、本日最終のスポットへ「親父コンビ」出陣！！

「雙連」駅から「中山」駅へ移動。松山新店線（グリーンライン）へ。

松山新店線の最終駅「松山」駅に到着。

これで松山新店線（グリーンライン）も制覇。

前回も行った「饒河街夜市」へ再訪問。

雨だったので、屋台の半分は休業でした。

が、有名な胡椒餅の店は営業中。さすがに、待ち行列なしで即購入できました。

肉汁たっぷりの胡椒餅。

台湾では美味しい屋台の一つだと思います。

続いて、前回も行った「麺線」のお店へ。

これも美味しい。

でも、今朝行った「雙城街夜市」の屋台の方が美味しかったかな？？

隣の店にて、軽くスイーツを食べることに、、、

焼き魚入りのチャーハンが美味そうだったんで、１つ注文してシェアして食べました。
これがメチャ美味い。この味を探してたんや～！！

杏仁豆腐の方は、まずまずの味でした。

晩飯を食べ終わったんで、ホテルに戻ることに。

またも足の痛みに耐えきれず、、ホテルの隣にあるマッサージ屋さんへ。

足裏マッサージをお願いしました。

ここのお店は、目の不自由なマッサージ師さんばかりでしたが、施術レベルは高く、足の痛みも大分マシになりました。。。

ＰＭ１１時３０分　ホテルに戻って就寝。

これにて、第２日目の旅行記は終了です。足のトラブルはありましたが、ほぼ当初計画通りスポット巡りができましたし、少しはディープな経験もできて良かったです。

さて、明日は更にディープな旅になりますので、乞うご期待！！

この旅行記へのコメント （2）

• trat baldさん 2017/06/22 07:08:24

  この日のディープは一回きり？

  段々と美味しい食べ物が見つかってきたのにスリッパが原因の足痛が残念。
  公共交通機関をフルに利用して何処でも行ける台北市内は魅力だね、スマホと事前学習は必要だろうけどトラブルやぼったくりは無いから安心ですね。
  Ps.昼間からとか夜の屋台での飲酒の方法や取り決めみたいなものが解ると呑み助の僕には更に魅力！

  naoさん からの返信 2017/06/22 08:38:00

  RE: この日のディープは一回きり？

  > 段々と美味しい食べ物が見つかってきたのにスリッパが原因の足痛が残念。
  > 公共交通機関をフルに利用して何処でも行ける台北市内は魅力だね、スマホと事前学習は必要だろうけどトラブルやぼったくりは無いから安心ですね。
  > Ps.昼間からとか夜の屋台での飲酒の方法や取り決めみたいなものが解ると呑み助の僕には更に魅力！
  
  そうですね。荷物の重量をできるだけ減らすためにスリッパだけにしたのですが、考えが甘かったですね。ただし、帰りの飛行機では、厳密に重量チェックされ、ぎりぎり１０Ｋｇ以内だったんで助かりましたが、、、
  
  台北は動きやすいです。次の旅行記では、それを最大限活用して、縦横無尽に旅をしてますので、またご覧ください。
  
  夜の屋台では、酒は売ってないですね。店舗を構えているところは別だと思いますが、、、
  現地の人は、買い食いしながらウロウロしたり、テイクアウトする人も割と多いので、家でそれをアテに酒を飲んでるんでしょうか？？？
  
  良くわかりません、、どうしても酒が欲しい人は、近くのコンビニで買い込んで行くのでしょう。タイみたいに酒の販売時間の規制等は、なさそうだし、、、